もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

「もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら、どのスタンドを選ぶのが良いか」を多方面から考察するブログです。

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「エンリコ・プッチ」の「C-MOON」

能力値

※破壊力は漫画版は「」、アニメ版は「なし

※射程距離:約3km四方

能力

  • 能力が発動すると、約3km四方の重力が本体を中心に逆転する。

 

  • この状態だと、本体が重力の基準となるので、天井や床でも自由に歩けるようになる。

 

  • このスタンドが触れたものは、引力を反転させられて裏返る。本体自身を裏返すこともできる。

評価

有用性:☆☆☆☆☆

 

「重力の反転」が日常で役立つようなシチュエーションは思いつきませんでした。

壁や天井を歩けたところで何か画期的なことが出来るわけではありませんし、そもそもの話、発動するだけで周囲3kmの重力が逆転して多大な迷惑がかかってしまいます。

 

一応体を枠の中に突っ込んで空を飛ぶなんて芸当も出来ますが、その為だけにこの能力をもらうのかと言うと…

 

安全性:☆☆☆☆☆

 

能力が発動すると、周囲3kmにあるもの全てが水平に落下していくことになります。原作同様大惨事は免れないでしょう。

 

悪用性:★★☆☆☆

 

ただ能力を発動するだけで周囲3kmの重力が逆転し、廃墟同然となります。

悪用といえば悪用ですが、特にメリットがないため評価は低めとなりました。

 

自衛力:★★★☆☆

 

このスタンドは攻撃、防御面共にかなり優秀です。

まず攻撃面。殴ったものを「裏返す」能力により、誰であろうと一撃で戦闘不能に出来ます

この時、殴る回数は一発だけに留めましょう。

 

そして防御面。「本体を中心に重力が反転する」能力により、本体に近づくものは全て弾かれます

よって、大抵の攻撃はまず届く事すらありません。

 

こんなに優秀なら自衛も楽勝…かと思いきや、致命的な欠点があります。

それは、そもそもの「能力を発動するハードルが高すぎるという問題です。

この能力は、発動するだけで周囲3kmの重力が逆転してしまいます。そんな傍迷惑なことなかなか出来ません。

 

確証はありませんが、「触れたものを裏返す」方の能力なら周囲の重力を逆転させずとも発動できるかもしれません。

もしそうだとすれば、高い攻撃力と長い射程を両立できるため、自衛力はかなり高い評価になります。

 

操作性:☆☆☆☆☆

 

再三言うように、能力発動=周囲3kmの重力逆転となるので使い辛いことは間違いないでしょう。

総評

日常で役に立たないどころか、そもそもの能力を発動するリスクが非常に高く、どうも手に余ります。

一応メイド・イン・ヘブンに進化させられるという特徴はありますが、進化させたとしても特に便利な能力になるわけではありません。

よって、このスタンドを選ぶ理由は皆無と言えます。

というわけで、C-MOONの総評は、Eです。

関連

第6部 ストーンオーシャンのスタンド一覧

 

【進化前】

 

【進化後】

jojo-stand.hatenablog.com

 

「ヴァニラ・アイス」の「クリーム」

能力値

能力

  • 口内が暗黒空間になっているスタンド。

 

  • 暗黒空間に飲み込まれたものは粉微塵になる。ただし本体とクリーム自身は例外。

 

  • 暗黒空間内に本体とクリームの体を収納することで、完全に姿を消して動くことができる

 

  • ただし、この状態では触れた物全てを無差別に破壊し、周囲の様子を確認することもできない。

評価

有用性:★★★☆☆

 

クリームの口内は全てを破壊して消してしまう空間となっているので、便利なゴミ箱として使えます。

いらない物は全て食べてもらえばゴミの処理代が浮かせます。

 

暗黒空間がどんな居心地なのかは分かりませんが、自分だけの空間を作れるというメリットもあります。

 

そして、よく言われるのが放射性廃棄物の処理を行うという活用法。確かに、現代の科学では完全な処理が不可能な放射性廃棄物を簡単に消してしまえるのは、便利という言葉では収まらないほど有用ですが、問題はそれが行える状況が訪れないこと。

普通に処理できないレベルの放射性廃棄物の処理を行いたいなら、まず「何でも消せる能力者」として名を売り、その上で廃棄物を回してもらうように国に頼み込む必要があります。そんなことが達成できるでしょうか?たとえ能力者として認められたとしても、個人にそんな危険な物を回すのでしょうか?名を売る過程で必然的に世界中のスタンド使いに能力をバラしてしまうリスクも計り知れません。

このような理由から、この活用法は現実的ではないと私は考えます。

 

安全性:★☆☆☆☆

 

暗黒空間に完全に体を収納している間は周りの様子を全く確認できないうえ移動するたびに触れたもの全てを破壊してしまうため、かなり危険です。

この形態になるのはなるべく避けた方が良いでしょう。

 

悪用性:★★★☆☆

 

あらゆる物体を音もなく破壊する事が出来るので、壁を消して不法侵入したり、金庫を開けたり、証拠隠滅したり出来ます。

 

自衛力:★★★★★

 

触れた物を問答無用で破壊する即死級の攻撃力、そして暗黒空間にいる間は相手の攻撃を一切受け付けないという無敵の防御力を誇ります。余程の事がない限り、まず負けることはありません。

 

操作性:★★★☆☆

 

暗黒空間の取り扱いが少し厄介ですが、破壊されるのは口内に入れた物だけなので気をつけて使えば特に問題はないでしょう。

総評

原作では最強クラスの能力でしたが、日常で使うとなると便利なゴミ箱ぐらいの位置付けに収まります。自衛力が高いのは嬉しいですが、貰う価値はそこそこと言ったところ。

というわけで、クリームの総評は、Bです。

関連

第3部 スターダストクルセイダースのスタンド一覧

 

【削り取る】

 

ジョジョのキャラクターの勝率調査! 第3部編

 

ジョジョのキャラクターの中で最も勝率が高いのは誰なのか?

個人的に気になったので調べてみました。

 

第1部、2部までは味方キャラは善戦はするものの最終的には主人公がとどめを刺すパターンがほとんどなので一旦飛ばします。(後々やるかも)

 

というわけで、今回は第三部のジョースター一行の戦績を評価していきます。

 

他の部

   6 7 8

 

 

集計ルール

  • 戦闘回数が多いキャラクターを選抜、キャラクター別の対戦相手をまとめた表を作る。

 

  • 表中では、 勝利 敗北× 引き分け と表す。

 

  • 元々敵だった味方キャラクターは敵だった時の戦闘も集計する

 

  • 集計が終わったら、勝利数÷戦闘回数の百分率で勝率を算出。引き分けは一回を0.5勝分としてカウント

 

 

勝利敗北引き分けの判定基準は以下の通り。

勝利と判定

  • 相手にとどめを刺した(とどめを刺した本人が死亡していた場合は引き分けとする)

 

  • 勝利に大きく貢献するような活躍をした(ただし、戦闘面で遅れをとった場合は引き分け死亡していた場合は敗北とする。例えばDIO戦の花京院はザ・ワールドの正体を暴くという活躍をしたが、その後死亡したため負け)

敗北と判定

  • 死亡したり重傷を負ったりした(ただし死亡した本人が相手にとどめを刺していたら引き分けとする)

 

  • 味方に助けてもらうことで死亡・負傷を免れたが、助けが来なかったら致命傷を負っていたと考えられる時

 

  • 相手に大したダメージを与えられずに負傷だけした

引き分けと判定

  • 明確な勝敗がついていない、もしくは相打ち

 

  • 戦闘では負けたが、勝利に貢献するはたらきをした

集計しない場合

以下は戦闘としてカウントしないもの。

 

  • その場にいたが目立った活躍も大した負傷もしていない場合

 

  • あまりに戦闘描写が希薄すぎると執筆者が判断した場合(由花子戦の仗助と億泰など。二人は由花子の居場所を特定した以外は特に何もしていない)

 

  • そもそも戦闘ではない場合(トニオさんなど)

今回だけの特別ルール

  • 肉の芽は戦闘としてカウントしない

 

  • フォーエバー(ストレングス)戦で承太郎以外の四人は全員ストレングスに拘束されて何も出来なかったため、承太郎以外は負け判定

 

  • アラビア・ファッツ(サン)戦はその場にいた者のなかで唯一鏡のトリックを見破れなかったジョセフ以外全員勝利とする

 

  • ミドラー(ハイプリエステス)戦では全員少しずつ負傷しているが、大した負傷ではないのでノーカウント。とどめを刺した承太郎にのみ勝利点を加点

 

  • オインゴ・ボインゴ兄弟、ホル・ホース・ボインゴコンビは勝手に自滅したせいで勝利の所在がよく分からないため除外。ただしイギーはボインゴに噛み付いたのでイギーのみ勝利点を加点

 

  • ダニエル・J・ダービー(オシリス神)戦のアヴドゥル、花京院は承太郎に魂を託すことで勝利に加担する形にはなったものの見ていただけ(花京院に至っては勝手に賭けられただけ)なのでさすがに勝負としてカウントしない

 

  • ヌケサクはその場にいる全員が正体を見抜けていたが、とても小規模な戦闘なので直接ボコった承太郎のみ勝利とする

 

ではようやくルール説明が終わったのでスタート!

 

 

 

空条承太郎

最強の男空条承太郎!

他のキャラと比べて圧倒的に勝率が高いのは何となく感じ取れますが、実際のところどれほどの実力でしょうか。ご覧ください。

 

対戦相手 勝敗 備考
モハメド・アヴドゥル(マジシャンズレッド) 策略にハマり牢屋から出されてしまったが勝敗はついていないので引き分け
花京院典明(ハイエロファントグリーン)  
グレーフライ(タワー・オブ・グレー) × 攻撃を当てられず、負傷もしてしまったので負け
偽キャプテン・テニール(ダークブルームーン)  
フォーエバー(ストレングス)  
ラバーソウル(イエローテンパランス)  
ズィー・ズィー(ホウィール・オブ・フォーチューン)  
エンヤ婆(ジャスティス)  
鋼入りのダン(ラバーズ)  
アラビア・ファッツ(サン)  
マニッシュ・ボーイ(デスサーティーン) × 動きを封じられて成す術も無かったので負け。初見殺しなので仕方ない...
ミドラー(ハイプリエステス)  
ンドゥール(ゲブ神)  
カーン(アヌビス神)  
ジャン=ピエール・ポルナレフ(シルバーチャリオッツ&アヌビス神)  
アレッシー(セト神)  
ダニエル・J・ダービー(オシリス神)  
テレンス・T・ダービー(アトゥム神)  
ヌケサク  
DIO(ザ・ワールド)  

 

結果は、20戦17勝2敗1分

勝率は87.5%でした。

さすがは無敵の主人公。ジョースター一行のなかで最多の戦闘回数を誇りながら、勝率もほぼ9割と高水準。

 

 

しかも、ただ勝利数が多いだけではなく、味方の手を借りずに自分の力だけで勝利した回数も圧倒的に多いです。

勝利した戦闘の中で味方の補助が含まれているのはせいぜいスティーリーダン、アレッシー、ダービー弟、DIOぐらいです。

つまり17分の13はほぼ独力で勝利している訳です。何たる破格の強さ。

 

ちなみに、敗北した2回の戦闘はどちらも花京院の単独活躍回でした。

承太郎の相棒ポジションに、ポルナレフを差し置いて花京院があげられることが多いのはこれが原因の一つかも。

 

花京院典明

お次は花京院典明です。

ンドゥール戦での一時退場や、元々戦闘に関わる機会が少ないこともあって伸び悩みそうですが、結果はどうでしょうか。ご覧ください。

 

対戦相手 勝敗 備考
空条承太郎(スタープラチナ) ×  
グレーフライ(タワー・オブ・グレー)  
フォーエバー(ストレングス) ×  
ホル・ホース(エンペラー)&J・ガイル(ハングドマン)

ポルナレフを逃がすことには成功したが勝敗はついていないので引き分け

J・ガイル(ハングドマン) 金貨を利用して勝利に大きく貢献
鋼入りのダン(ラバーズ)  
アラビア・ファッツ(サン)  
マニッシュ・ボーイ(デスサーティーン)  
ンドゥール(ゲブ神) ×  
テレンス・T・ダービー(アトゥム神) ×  
DIO(ザ・ワールド) ×  

 

結果は、

11戦5勝5敗1分

勝率は50.0%でした。

 

勝率は承太郎に比べればガクッと落ちましたが、これでもかなり良い方です。ンドゥール戦で退場する以前は目立った負けがほとんど無いのが大きかったようです。

 

花京院は戦闘回数の割に見せ場が多いのも特徴です。

マニッシュ・ボーイ(デスサーティーン)戦は花京院がいなければ全滅していましたし、死亡してしまったDIO戦でも、DIOのスタンドの正体を暴いて勝利に大きく貢献しました

 

挙句の果てには参戦していないラバーソウル戦ですら「レロレロ」で爪痕を残す始末。

 

戦闘回数では承太郎、ポルナレフの2TOPに遅れをとる代わりに、一つ一つの出番で印象的なものが多くなっています。

 

 

ジャン=ピエール・ポルナレフ

剣術の達人ポルナレフです。

ポルナレフは途中参戦したキャラクターにも関わらず、かなり頻繁に戦闘に参加しています

むしろ出てこない戦闘を探す方が難しいくらいです。

そして、味方に助けてもらうシーンも多いように感じますね…一体どんな結果になったのでしょうか。ご覧ください。

 

対戦相手 勝敗 備考
モハメド・アヴドゥル(マジシャンズレッド) ×  
フォーエバー(ストレングス) ×  
呪いのデーボ(エボニーデビル)  
ホル・ホース(エンペラー)&J・ガイル(ハングドマン) ×  
J・ガイル(ハングドマン)  
エンヤ婆(ジャスティス) ×  
鋼入りのダン(ラバーズ) × 偽物のラバーズ達を前に翻弄されるだけだったため負け
アラビア・ファッツ(サン)  
マニッシュ・ボーイ(デスサーティーン) ×  
カメオ(ジャッジメント) × アヴドゥルが助けに来なければやられていたため負け
イギー(ザ・フール) ×  
ンドゥール(ゲブ神) × 偶然腕時計が鳴らなければやられていたため負け
チャカ(アヌビス神)  
カーン(アヌビス神) ×  
空条承太郎(スタープラチナ) × アヌビス神に操られていた時だが一応集計する
アレッシー(セト神)  
ダニエル・J・ダービー(オシリス神) ×  
ヴァニラ・アイス(クリーム)  
DIO(ザ・ワールド) × 背後から奇襲を仕掛けるも失敗

 

結果は、

19戦6勝13敗0分

勝率は31.6%でした。

 

やはりと言うべきか、今回集計した中で最低の勝率を叩き出してしまいました。

 

戦闘回数は承太郎より一回少ないだけとかなり優遇されていますが、勝利したのは6回のみ。

勝利したものでも味方に助けてもらっての勝利も多く、単独で勝利したと言えるのは呪いのデーボ、チャカ、アレッシーぐらいです。

 

さらに、五部で再登場した際にはディアボロに2回敗北しているので、それも考慮すると勝率は28.6%という悲惨な結果に…

 

承太郎が圧倒的勝率を誇るので対比的に下げられてしまったようです。しかし、苦戦するからこそ名勝負も多い。特にヴァニラ・アイス戦は、ジョジョ全体で見ても指折りの名バトルです。

 

モハメド・アヴドゥル

お次はアヴドゥルです。炎を操るという能力がシンプルながら強すぎたせいで、三度も退場させられてしまうという憂き目に遭っています。

 

対戦相手 勝敗 備考
空条承太郎(スタープラチナ) 承太郎を牢屋から出す事には成功したが勝敗はついていないため引き分け
ジャン=ピエール・ポルナレフ(シルバーチャリオッツ)  
フォーエバー(ストレングス) ×  
ホル・ホース(エンペラー)&J・ガイル(ハングドマン) × 1回目の退場
カメオ(ジャッジメント)  
ンドゥール(ゲブ神) × 2回目の退場
マライア(バステト女神)  
ケニーG(ティナー・サックス) 炎の生物探知機で幻覚によるステルスを看破したため勝ち
ヴァニラ・アイス(クリーム) × 3回目の退場

 

結果は、

9戦4勝4敗1分

勝率は50.0%でした。

 

やはりアヴドゥルを戦闘に出してしまうと「燃やして終わり」になってしまうからなのか、戦闘回数が少なめになっています。

 

勝率自体も抑えめですが、マジシャンズレッドをしっかり使ったポルナレフ戦とカメオ戦でほぼ完封勝利をしているため、マジシャンズレッド=チート級に強いというイメージが付いたようです。

 

ジョセフ・ジョースター

前部の主人公のジョセフです。

全盛期から年を重ねて69歳となっていますが、戦績はどれほどのものでしょうか。

 

対戦相手 勝敗 備考
フォーエバー(ストレングス) ×  
ネーナ(エンプレス) 三部ジョセフ唯一の単独勝利
鋼入りのダン(ラバーズ) 人質にとられたものの、ハーミットパープルで脳内を映す働きをしたので引き分け
アラビア・ファッツ(サン) × 鏡のトリックを見破れなかったため負け
マニッシュ・ボーイ(デスサーティーン) ×  
マライア(バステト女神)  
ダニエル・J・ダービー(オシリス神) ×  
テレンス・T・ダービー(アトゥム神) ハーミットパープルによるイカサマで活躍
DIO(ザ・ワールド) ×  

 

結果は、

9戦3勝5敗1分

勝率は38.9%でした。

 

勝率はポルナレフよりは上ですが、勝利数自体は今回集計した中で最低の3勝でした。

それでもジョセフが役立たずみたいなイメージが無いのはメンバー最年長者としてみんなのまとめ役を担ってる描写が多いからでしょう。ジョセフが欠けるとチームの統率感がガクッと下がってしまいます。

 

イギー

最後はイギーです。

途中から参戦した影響で戦闘回数が少ないので少し甘めに集計しました。

 

ちなみに、ペット・ショップ戦の前にイギーが大型犬二頭を殺気で退けるシーンがありましたが、これは戦闘が起きてすらいないのでノーカウントです。

 

対戦相手 勝敗 備考
ジャン=ピエール・ポルナレフ(シルバーチャリオッツ)  
ンドゥール(ゲブ神) 巻き込まれただけではあるが勝利に貢献したため勝ちとする
少年(アヌビス神) 落ちていた飴を拾い食いしただけだが勝利には変わりない
ボインゴ(トト神) 木箱をぶつけられたことに怒って嚙み付いただけだが一応勝ち
ペット・ショップ(ホルス神) 初めて能動的に参戦した戦闘
ケニーG(ティナー・サックス)  
ヴァニラ・アイス(クリーム) ×  

 

結果は、

7戦6勝1敗0分

勝率は85.7%でした。

 

何とヴァニラ・アイス戦以外は全て勝利するという優秀な戦績。

まあ、オチ要員としての勝利が多いので少しズルいかもしれませんが…

 

 

まとめ

それでは、今回集計した戦績を勝率ランキング順にまとめます!(括弧内が勝率です)

 

1位 空条承太郎 (87.5%/20戦17勝2敗1分)

2位 イギー (85.7%/7戦6勝1敗0分)

3位 花京院典明 (50.0%/11戦5勝51)

3位 モハメド・アヴドゥル (50.0%/9戦4勝4敗1分)

5位 ジョセフ・ジョースター (38.9%/9戦3勝5敗1分)

6位 ジャン=ピエール・ポルナレフ (31.6%/19戦6勝13敗0分)

 

承太郎が1位なのは納得ですが、驚くべきはイギーが承太郎とほぼ同率の勝率を誇っているということ。戦闘回数が少ないのもありますが、ヴァニラ・アイス戦で死亡してしまった以外は全く負け無しという打率の高さが何気に凄いです。

 

また、2位と3位の差が約40%もある事も刮目ポイント。

3部を読んでいる時に感じる「承太郎の一強感」は数値的にも間違ってないという事ですね。

 

そして、ポルナレフは残念ながら最下位という結果に…

能力がシンプルで分かりやすいからこそ、新手のスタンド使いの脅威を示す指標として使うのに便利だった事が原因だと思います。「承太郎の一強感」の皺寄せがポルナレフに行ってしまっている感じ。

 

こういう新しい視点でジョジョを見直してみるとまた新たな発見があって面白いです。

では今回はこの辺で。読んでいただきありがとうございました!

 

「ブラックモア」の「キャッチ・ザ・レインボー」

能力値

能力

  • お面型のスタンド。装着すると雨粒を空中に固定できるようになる。

 

  • 雨粒は非常に鋭利で、触れると体が切れるほど。

 

  • 本体だけは雨粒で体が切れても平気なため、これを利用して体をバラバラにして活動できる

 

  • 雨が止むと能力は解除される

評価

有用性:★☆☆☆☆

 

雨の日限定というのがネックになりますが、雨を足場にして高い場所に登ったり、雨に溶け込んで高速移動が行えます。

 

雨で傷口を塞げば致命傷でも生きながら得ることができますが、雨が止むと解除されてしまうのでその場しのぎにしかなりません。

 

安全性:★★★☆☆

 

雨が止むと解除される」という点に注意です。調子に乗って高所で遊んでいたらいきなり雨が止んで転落…なんて事にならないように、こまめに天気予報をチェックしましょう。

 

悪用性:★★☆☆☆

 

体を分解することで、閉ざされた場所であっても少しの隙間があれば入ることができます。

 

特にやる意味もありませんが、広範囲の雨を固めれば道行く人を次々と殺せます。

 

自衛力:★☆☆☆☆

 

雨が降ってないと全く能力を行使することが出来ないという致命的な弱点があります。

晴れや曇りの日に勝負を吹っ掛けられたら詰みます。みっともないですが、雨が降るのを祈りながら逃げ回るしかありません。

 

反面、雨さえ降っていれば、「相手の周囲を雨のナイフで囲い身動きを取れなくする+飛び道具は雨で防げる」ので一気に最強の能力に成り上がりますが、やはり「雨の日以外使えない」というたったひとつの弱点が大きすぎます。

 

操作性:☆☆☆☆☆

 

能力が使えるかどうかが天候に左右されてしまうという、唯一無二にして不便きわまりない特性を持ちます。使いづらいことは間違いないでしょう。

総評

能力を使っている時の見栄えは最高ですが、日常ではろくに活用できそうにない上、何より「雨の日以外使えない」ので自衛面が不安すぎます。

このスタンドを手に入れてスタンド使いと引かれ合うリスクを背負うくらいなら、貰わない方がマシです。

 

よく雨が降る地域に住んでいるのであればまだ一考の余地アリかもしれませんが、世界一降水量の多い国であるコロンビアの一番雨が多い月であっても、1mm以上の雨が降る日は17.6日らしいです。*1一か月に13日も能力が使えない日があるわけですから、さすがに不便と言わざるを得ません。

というわけで、キャッチ・ザ・レインボーの総評は、Eです。

関連

第7部 スティール・ボール・ランのスタンド一覧

 

【固定】

jojo-stand.hatenablog.com

 

遠隔操作型スタンドが射程を伸ばすために代償にしているものまとめ

 

今回の記事には8部までのスタンドが登場します。ネタバレ注意!

 

今回は遠隔操作型スタンドについて考えてみます。

このタイプに属するスタンドは射程距離を伸ばす代わりに様々なものを代償にしています

大半は「攻撃力を下げる」事でこの代償を払っていますが、中にはちょっと違うものも。というわけで今回はその「代償」についてまとめてみました。

 

 

攻撃力が低い

遠隔操作型スタンドの王道、「攻撃力を下げる代わりに射程を長くしている」タイプ。

大抵の群体型スタンドもここに分類される。

 

タワーオブグレー

クワガタ虫のようなスタンド。

航空機のシートを突き破りながら乗客の舌を連続で引っこ抜くなど、遠隔操作型スタンドにしてはパワーが高く見える。

そもそもの射程がそこまで長くないため、それなりのパワーが得られているのだろう。

 

ラバーズ

史上最小サイズ、最弱の戦闘力の代わりに、最高クラスの射程距離を得ている。一度誰かの体内に入れば数百km以上離れても活動できるらしい。

 

アクアネックレス

水のスタンド。あらゆる水分の中に溶け込むことが出来る。

攻撃力は、普通に攻撃しても小さな切り傷をつける事しか出来ないレベル。

そのため、標的を殺害する時は「体内から食い破る」ようにしている。

 

バッド・カンパニー

軍隊のスタンド。

銃火器を装備している+個体数の多さで実質的な攻撃力はかなり高く、仗助も「まともにくらったら手足はふっ飛ぶ破壊力」と分析した。

 

エコーズACT1・ACT2

音の「響き」「意味」を利用するスタンド。

ACT1の攻撃力は生身の小林玉美相手にも全くダメージが通らないほど低い。

ACT2はしっぽ文字を使わずに腕っぷしだけで攻撃しているシーンがそもそも無い。

 

ハーヴェスト

500体から構成される最大規模の群体型スタンド。

一体一体の攻撃力は皮膚を少しえぐれるぐらいだが、数の暴力で補っている。

 

ハイウェイ・スター

対象を時速60キロで追跡できるスタンド。

攻撃力はかなり低いが、「養分を吸い取る」ことが出来るので生物相手には有利に立ち回れる。

反面、無機物相手には滅法弱く、宮本輝之助(エニグマ)戦ではシュレッダーすら破壊出来なかった。

 

セックス・ピストルズ

弾丸操作が得意な群体型スタンド。

重い物を動かすようなパワーは無い。(6人集まった時はリボルバーを運ぶくらいは出来ていた)

 

トーキング・ヘッド

人の舌に取り憑いて嘘しか喋れなくするスタンド。

ナランチャの舌に取り憑いた際は、相方のスタンド「クラッシュ」に運んでもらっていたため、攻撃はおろか移動すらままならないようだ。

 

グーグー・ドールズ

人間を一瞬で手の平サイズまで小さくできるスタンド。

攻撃力は引っ掻き傷を付けるぐらいしかないが、小さくする能力と併せて使うので脅威となる。

 

性質は自動追跡型っぽいが攻撃された際に本体のグェスが傷付いていた(自動追跡型スタンドは普通本体にダメージがフィードバックされない)事から自我が強いだけの遠隔操作型スタンドだと考えられる。

 

マンハッタン・トランスファー

風に乗って漂い、弾丸を受けると軌道を狙い通りに変えるスタンド。

このスタンド自体に攻撃機能は無い。

 

C-MOON

重力を逆転させるスタンド。

ステータス上の攻撃力は「0」なのだが、「触れたものを裏返す」能力により、実際のダメージは脅威となる。

 

キング・ナッシング

匂いを形にして追跡できるスタンド。

パワーは弱く、つるぎのシェルターに付けられた錠前を破壊できなかった。(最終的に本体の憲助が岩で殴って破壊した)

 

外部のエネルギーを利用

外部からエネルギーを供給することで、スタンドエネルギーの絶対量を増やし、射程と火力を両立しているタイプ。

 

エボニーデビル

相手から攻撃を受け、その恨みの力を利用することで遠くからでも人形を操作できるようになっている。コストがかかる割にそこまで強くない。

 

エンプレス

他人の肉に取り憑くことで長い射程と高い火力を両立している。

ただしこのブログにおいては物質同化型に分類される。

 

レッド・ホット・チリ・ペッパー

活動するのに電力を消費する必要があるが、その分電力さえあれば射程、パワー、スピード全てが高水準

大量の電力を使えば近距離パワー型スタンドを超えるパワーとスピードを出すことも可能。

 

ちなみに「電気のある場所でしか活動できない」という点で下の「移動に条件がある」タイプらしさもある。

 

ワンダー・オブ・U

厄災を操るスタンド。

「厄災」という概念を利用しているだけの存在のため、射程が長く能力も強力。本体と視覚を共有する機能もある。

 

シルバーチャリオッツ

例外中の例外。ヴァニラ・アイスにアヴドゥルを殺害された際に、猛烈な怒りにより射程が一時的に伸びた。

スタンドは精神エネルギーの具現化なので、感情の変化によってスタンドエネルギーの絶対量が変化する事がある。

 

移動に制限がある

移動自体に縛りを入れることにより、かなりの距離を自由に動けるようになっているタイプ。移動先を読まれたり制限されたりすると隙を晒してしまうことが欠点。

 

ハングドマン

光のスタンド。光を反射する物同士を移動する

 

クラッシュ

水場から水場へとワープして移動する、サメ型のスタンド。水場の大きさによりスタンドの大きさも変わる。

 

ペイズリー・パーク

「正しい方向に導く」という能力を持つスタンド。電子機器を介して移動する

取り憑いた電子機器が水に沈められるなどして電波が遮断されると移動できなくなってしまう。また、取り憑いた電子機器が破損するとダメージを負う。

ここは鏡自体を攻撃されても平気なハングドマンと異なる。

 

サン

太陽のスタンド。

上三つとは微妙に異なるが、移動できる範囲を本体の上空付近に固定する事でパワーを上げている可能性が高い。

 

視覚共有機能が無い

大抵の遠隔操作型スタンドには標準装備されている「本体と視覚を共有する機能を切り捨てたタイプ。

 

ゲブ神

水のスタンド。

盲目の本体の鋭敏な聴覚によって視覚が無い事を補っている。

射程が数kmとかなり長いため攻撃力は低いが、本体のンドゥールは首や目など弱点を狙って攻撃する事でこの弱点を克服している。

 

セックス・ピストルズ

本体と視覚を共有する機能はないが、スタンド自体には視覚がある上、スタンド同士はテレパシーで会話できる。

 

エアロスミス

戦闘機型のスタンド。

二酸化炭素を探知するレーダーを視覚の代わりに使う。

 

ビーチ・ボーイ

釣竿型のスタンド。

糸を通して竿に伝わる振動を視覚の代わりに使う。

 

紐状になって本体と繋がっている

紐状になることで、本体と繋がった状態を保ちながら遠くで活動することを可能にしているタイプ。

 

ハイエロファントグリーン

体を紐状にして本体と繋がることで、射程と火力を両立している。

遠隔操作型スタンドの中で最も古参。

 

ビーチ・ボーイ

釣り糸により本体と繋がっている。

釣り針の殺傷力自体は(心臓に引っ掛けないと相手を殺害できないということで)大したことないが、「支える」力は強く、作中では成人男性二人を同時に支えている。

 

ワイアード

七部の序盤に登場した、口内から伸ばした二本のワイヤーを操るスタンド。

ワイヤーで繋がっていることでパワーが増幅しているのか、馬一頭くらいなら軽々と持ち上げられる。

 

 

 

下はこのタイプに属している疑惑があるもの。

 

ハーミットパープル

念写能力を持つ茨型のスタンド。

本体の手と常に繋がっているが、攻撃力は大したことない。本体のジョセフが高齢なのが原因か。

 

距離に応じてパワーが変動する

遠隔操作が出来るうえ、本体との距離が近くなるにつれて攻撃力が上がるという特性があり、近距離パワー型と遠隔操作型の良いとこ取りをしている型破りなスタンド。

 

ハイプリエステス

鉱物に変身できるスタンド。

本体との距離が近くなればなるほど強力で巨大になっていき、最終的に海底にまで化けた。

 

ホワイトスネイク

人の記憶とスタンドをDISCにして奪う能力を持つスタンド。

射程距離20mの遠隔操作型スタンドだが、徐倫と対峙した際は「我がホワイトスネイクは遠隔操作のスタンド...だが今のここでは射程が数メートル.........100%のパワーとスピードが使える...」と発言している。

その直前にもアナスイとF.F.の体を同時に貫いて始末するなど攻撃力がかなり高い。

 

「モハメド・アヴドゥル」の「マジシャンズレッド(魔術師の赤)」

能力値

能力

  • を発生させ、自在に操る。この炎は非スタンド使いには見えないが、延焼に関してはその限りではない模様。

 

  • 生物を探知する炎 (炎の生物探知機)を出すことができ、半径15m以内の生物のいる方向と大きさが分かる。

評価

有用性:★☆☆☆☆

 

火というのは人の生活に密接に関わるものではありますが、日常で使う分はライターやガスコンロで事足りるので能力に頼るまでもないでしょう。

 

炎の生物探知機は狩猟昆虫採集ぐらいには使えそうです。

あと隠れたゴキブリを探し出す時とか。

 

安全性:★★★☆☆

 

」という存在自体が危険で扱いづらいものです。うっかり大事な物に燃え移ってしまう可能性があります。

幸い、能力を解除すれば炎も消えるので、この場合はすぐさま能力を解除するようにすれば良いでしょう。

 

悪用性:★★★☆☆

 

活用できそうなのは、「鉄をも溶かす高温を瞬時に出せる」という点。銀行の金庫などを簡単に開けられます。

 

自衛力:★★★★★

 

「炎を操る」という能力はシンプルながら堅実に強いので、自衛力は最高評価に。

 

むしろ強すぎたせいでバトル漫画では扱いづらかったのか、本編でアヴドゥルは三度も退場させられてしまうという不遇な扱いを受けてしまっています。

 

作者の荒木先生も「(強すぎて能力バトルを描く上では)炎と毒ガスは禁じ手とも言える能力だと考えている」という風にコメントを残されています。

 

強すぎるウイルスのスタンドも有名ですね。

 

ちなみに、8部では「」・「毒ガス」・「ウイルス」を操るスタンドがそれぞれ登場していますが、どれも敵側のスタンドです。

敵側なら登場回数が少なくて済むからだと思います。やはり味方だと相当扱いづらいのでしょう。

 

操作性:★★★☆☆

 

安全性の項でも書きましたが、「炎」自体扱いにくいものです。意図しない物に燃え移ってしまう可能性があります。

総評

炎を操るという、王道ながら最強クラスの戦闘力を持つ能力です。

しかし、日常生活で火を使うタイミングなんてせいぜい料理と喫煙ぐらいですから、私たちが手に入れても宝の持ち腐れという感じ。

というわけで、マジシャンズレッドの総評は、Dです。

関連

第3部 スターダストクルセイダースのスタンド一覧

 

【熱操作】

 

ジョジョの一番くじがどこにも売ってないぞ!泣

8月12日から始まった「ジョジョの奇妙な冒険 EVIL PARTY」ですが...ありそうな場所を何軒も回ったのですがひとつも見つけられませんでした

 

街に出てローソンを求め歩き回り、ホビーショップまで行くも見つからず…

 

ここまで売り切れるのが早いとは…

前回の六部の一番くじの時は中盤くらいまで結構残ってたから完全に油断してました。

 

「少し待ってくじの枚数が減ってきてからで良いか、お盆だし外出るのもめんどくせえな」とか思ってたらこのざまですよ...

 

心当たりのある場所は大体探し回ったので今回はもう買えないかもしれません…

もしかしたら入荷が遅れててこれからって可能性もあるかもですが…

 

では、皆さんも買いそびれのございませんよう。ジョジョヴィランズの集客力を舐めてはいけない。

おまけ

今回の景品、どれも格好良くて大満足なのですが一つだけ疑問なのが...

 

 

 

 

 

 

 

 

吉良のセリフここなんだ!?

 

カーズやディアボロも格好良いシーンじゃなくて死亡シーンが選ばれてますが、この二つは有名なシーンなので分かります。

でも、吉良のこのシーンは若干ニッチというか...好きなシーンではありますが。

こっぱみじんに消し飛ばしてやるッ!」とか「いいや!限界だ!押すね!」とか結構印象的なセリフがあるなか、何故これが選ばれたのでしょうか...

開発会議にこのシーンの熱烈なファンの方がいたとか...?

 

でも面白いしJ賞が出たらこれにしようかな。

……買えたらですが…

 

【画像の引用元】