能力値
※破壊力は漫画版は「0」、アニメ版は「なし」
※射程距離B:約3km四方
基本能力
- 能力が発動すると、約3km四方の重力が本体を中心に逆転する。
- この状態だと、本体が重力の基準となるので、天井や床でも自由に歩けるようになる。
- このスタンドが触れたものは、引力を反転させられて裏返る。本体自身を裏返すこともできる。
評価
有用性:☆☆☆☆☆
「重力の反転」が日常で役立つようなシチュエーションは思いつきませんでした。
壁や天井を歩けたところで何か画期的なことが出来るわけではありませんし、そもそもの話、発動するだけで周囲3kmの重力が逆転して多大な迷惑がかかってしまいます。
一応体を枠の中に突っ込んで空を飛ぶなんて芸当も出来ますが、その為だけにこの能力をもらうのかと言うと…
危険性:★★★★★
能力が発動すると、周囲3kmにあるもの全てが水平に落下していくことになります。原作同様大惨事は免れないでしょう。
悪用性:★★☆☆☆
ただ能力を発動するだけで周囲3kmの重力が逆転し、廃墟同然となります。
悪用といえば悪用ですが、特にメリットがないため評価は低めとなりました。
自衛力:★★★☆☆
このスタンドは攻撃、防御面共にかなり優秀です。
まず攻撃面。殴ったものを「裏返す」能力により、誰であろうと一撃で戦闘不能に出来ます。
この時、殴る回数は一発だけに留めましょう。
そして防御面。「本体を中心に重力が反転する」能力により、本体に近づくものは全て弾かれます。
よって、大抵の攻撃はまず届く事すらありません。
こんなに優秀なら自衛も楽勝…かと思いきや、致命的な欠点があります。
それは、そもそもの「能力を発動する」ハードルが高すぎるという問題です。
この能力は、発動するだけで周囲3kmの重力が逆転してしまいます。そんな傍迷惑なことなかなか出来ません。
確証はありませんが、「触れたものを裏返す」方の能力なら周囲の重力を逆転させずとも発動できるかもしれません。
もしそうだとすれば、高い攻撃力と長い射程を両立できるため、自衛力はかなり高い評価になります。
操作性:☆☆☆☆☆
再三言うように、能力発動=周囲3kmの重力逆転となるので使い辛いことは間違いないでしょう。
総評
日常で役に立たないどころか、そもそもの能力を発動するリスクが非常に高く、どうも手に余ります。
一応メイド・イン・ヘブンに進化させられるという特徴はありますが、進化させたとしても特に便利な能力になるわけではありません。
よって、このスタンドを選ぶ理由は皆無と言えます。
というわけで、C-MOONの総評は、Eです。
関連
【進化前】
【進化後】