もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

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ジョジョのキャラクターの勝率調査! 第5部編

 

今回は第5部のキャラクター達の戦績を評価していきます。

 

他の部

  5 6 7 8

 

 

集計ルール

  • 戦闘回数が多いキャラクターを選抜、キャラクター別の対戦相手をまとめた表を作る。

 

  • 表中では、 勝利 敗北× 引き分け△ と表す。

 

  • 元々敵だった味方キャラクターは敵だった時の戦闘も集計する

 

  • 集計が終わったら、勝利数÷戦闘回数の百分率で勝率を算出。引き分けは一回を0.5勝分としてカウント

 

 

勝利敗北引き分けの判定基準は以下の通り。

勝利と判定

  • 相手にとどめを刺した(とどめを刺した本人が死亡していた場合は引き分けとする)

 

  • 勝利に大きく貢献するような活躍をした(ただし、戦闘面で遅れをとった場合は引き分け死亡していた場合は敗北とする。例えばDIO戦の花京院はザ・ワールドの正体を暴くという活躍をしたが、その後死亡したため負け)

敗北と判定

  • 死亡したり重傷を負ったりした(ただし死亡した本人が相手にとどめを刺していたら引き分けとする)

 

  • 味方に助けてもらうことで死亡・負傷を免れたが、助けが来なかったら致命傷を負っていたと考えられる時

 

  • 相手に大したダメージを与えられずに負傷だけした

引き分けと判定

  • 明確な勝敗がついていない、もしくは相打ち

 

  • 戦闘では負けたが、勝利に貢献する働きをした

集計しない場合

以下は戦闘としてカウントしないもの。

 

  • その場にいたが目立った活躍も大した負傷もしていない場合

 

  • あまりに戦闘描写が希薄すぎると執筆者が判断した場合(由花子戦の仗助と億泰など。二人は由花子の居場所を特定した以外は特に何もしていない)

 

  • そもそも戦闘ではない場合(トニオさんなど)

今回だけの特別ルール

  • アバ茶、ズッケェロへの拷問、ミスタがトラックの運転手を殴ったこと、ブチャラティが空港の警備員を拘束したこと(漫画版のみ)は戦闘としてカウントしない

 

  • プロシュート戦は老化で無力化された者を負け判定とする。ただしジョルノは能力攻略のヒントを出したため引き分けとする。

 

  • ペッシは死に際に亀の中のチームメンバーを殺そうとしたため、その時亀に入っていた者は負け判定とする。

 

  • チョコラータ戦は全員カビ攻撃をくらうので、重傷のナランチャとミスタだけ負け判定とする。

 

ジョルノ・ジョバァーナ

まずはジョルノ・ジョバァーナ。主人公である彼ですが、5部が群像劇として描かれているため、承太郎や仗助よりもメインで戦闘をすることが少なめです。

 

対戦相手 勝敗 備考
広瀬康一(エコーズ)(初対面) 戦闘はしていないが逃走に成功
涙目のルカ  
広瀬康一(エコーズ)(2回目) 初対面の時と同じ
ブローノ・ブチャラティスティッキィ・フィンガーズ  
ポルポ(ブラック・サバス  
マリオ・ズッケェロ(ソフト・マシーン 能力の謎を解くきっかけを作る
イルーゾォ(マン・イン・ザ・ミラー)  
プロシュート兄貴(ザ・グレイトフル・デッド 能力の詳細を暴いた
ペッシ(ビーチ・ボーイ) ×  
メローネ(ベイビィ・フェイス)  
ギアッチョ(ホワイト・アルバム)  
ディアボロキング・クリムゾン)(サン・ジョルジョ・マジョーレ島にて) 戦闘はしていないが逃走に成功
スクアーロ&ティッツァーノ(クラッシュ&トーキング・ヘッド) やられつつもナランチャに攻略のヒントを与える
ノトーリアス・B・I・G(カルネ死亡後) 能力の詳細を暴いた上、ブローチを手に変えておく抜け目なさを見せる
チョコラータ(グリーン・ディ)  
ディアボロキング・クリムゾン)(最終決戦)  

 

結果は、

16戦1敗

勝率は71.9%でした。

 

注目すべきは16戦中約半数の7戦が引き分け判定という圧倒的引き分けの多さ。戦闘ではやられるものの、能力の詳細を暴いて仲間を勝利に導くという展開が多いからです。

ナランチャは彼を「知らず知らずのうちにおまえの決断する方に動いていっている、まるで『指導者』」と評しましたが、まさにその通り。「道を切り開く」男です。

ブローノ・ブチャラティ

5部のもう一人の主人公とも言えるブチャラティ。非の打ち所がない人格を持ち、世界一カッコいいおかっぱなんて呼ばれることもあります。

 

対戦相手 勝敗 備考
麻薬の取引をしていた男 幼少期。父親を重篤にした人物
スコリッピ(ローリング・ストーンズ ×  
ジョルノ・ジョバァーナ(ゴールド・エクスペリエンス) ×  
マリオ・ズッケェロ(ソフト・マシーン  
プロシュート兄貴(ザ・グレイトフル・デッド  
ペッシ(ビーチ・ボーイ)  
メローネ(ベイビィ・フェイス) ×  
ディアボロキング・クリムゾン)(サン・ジョルジョ・マジョーレ島にて) × 一度は死亡したため負け判定
スクアーロ&ティッツァーノ(クラッシュ&トーキング・ヘッド) ×  
ノトーリアス・B・I・G(カルネ死亡後) 敵を機外に追い出すが、ジョルノとトリッシュがいなければ片腕を失っていた
セッコ(オアシス)  
ディアボロキング・クリムゾン)(最終決戦) × ディアボロに矢が渡るのを阻止したが、死亡したので負け判定

 

結果は、

12戦5勝6敗

勝率は45.8%でした。

 

活躍しているイメージの割には、半分を割るという低めの勝率。ディアボロ戦といい、負け判定となったバトルでも滅茶苦茶カッコいいので敗北の印象が薄いんですよね。

 

 

イード・ミスタ

不死身の男ミスタ。4が絡まない限り驚異的な悪運の強さを持ち、新参のジョルノとトリッシュ、脱退したフーゴを除けば、ブチャラティチーム唯一の生き残りとなりました。

ところで、5部が実はたった9日間の物語というのは有名ですが、9日で戦友を全員失った彼が今後どのように思って生きていくのか、非常に気になります。

 

対戦相手 勝敗 備考
ゴロツキ3人組 回想。ギャングになったきっかけ
スコリッピ(ローリング・ストーンズ  
マリオ・ズッケェロ(ソフト・マシーン ×  
サーレー(クラフト・ワーク)  
ペッシ(ビーチ・ボーイ)  
プロシュート兄貴(ザ・グレイトフル・デッド ミスタは瀕死になったが、ピストルズが情報を伝えたことでブチャラティを勝利に導いた
ギアッチョ(ホワイト・アルバム) ギリギリまで追い詰めたが、ジョルノがいなければ死亡していた
スーツを汚された男 敵かッ!敵かッ!
スクアーロ&ティッツァーノ(クラッシュ&トーキング・ヘッド) ×  
カルネ(ノトーリアス・B・I・G) 本体は瞬殺。だが...
ノトーリアス・B・I・G(カルネ死亡後) ×  
セッコ(オアシス) × 弾丸を弾き返される
チョコラータ(グリーン・ディ) ×  
ヴィネガー・ドッピオ ブチャラティの体に入っていたドッピオにとどめを刺す。
警官ごっこをしていた男  

 

結果は、

15戦5敗

勝率は60.0%でした。

 

こうして見るとミスタには、良いところまで追い詰めるが返り討ちにされるという展開が多いように思えます。でも、腹に穴が開こうが頭を3発撃たれようが死なない。不死身すぎる...

ナランチャ・ギルガ

お次はナランチャ。敵のスタンド能力を最初にくらうことが多く戦績はあまり良くない印象があります。

 

対戦相手 勝敗 備考
警官 × 幼少期。取り調べ中に殴られて目を患う
マリオ・ズッケェロ(ソフト・マシーン ×  
トリッシュ・ウナ(ナイフ) 公衆トイレ前にて
ホルマジオ(リトル・フィート  
プロシュート兄貴(ザ・グレイトフル・デッド ×  
ペッシ(ビーチ・ボーイ) ×  
スーツを汚された男 敵だなてめー
スクアーロ&ティッツァーノ(クラッシュ&トーキング・ヘッド)  
ノトーリアス・B・I・G(カルネ死亡後) ×  
リゾット・ネエロ(メタリカ あと数秒あればディアボロが死んでいたので、あまり嬉しくない勝利...
チョコラータ(グリーン・ディ) ×  
ディアボロキング・クリムゾン)(最終決戦) ×  

 

結果は、

12戦4勝7敗

勝率は37.5%でした。

 

4勝と意外に少なめ。しかも、内2つはモブのリンチとディアボロに利用されてリゾットを撃ったものなので、実質的勝利数はわずか2回。

弱いという印象がないのは二酸化炭素レーダーが随所で活躍しているからかな?

 

 

レオーネ・アバッキオ

ステゴロ最強で有名のアバッキオ。戦闘向きではないスタンドなので、チームにはサポートとして貢献することが多め。

 

対戦相手 勝敗 備考
ポン引きで強盗犯の男 × 回想。同僚を射殺される
マリオ・ズッケェロ(ソフト・マシーン  
イルーゾォ(マン・イン・ザ・ミラー)  
プロシュート兄貴(ザ・グレイトフル・デッド ×  
ペッシ(ビーチ・ボーイ) ×  
スーツを汚された男 おらっ おらっ おらっ
スクアーロ&ティッツァーノ(クラッシュ&トーキング・ヘッド) ×  
ノトーリアス・B・I・G(カルネ死亡後) ×  
ディアボロキング・クリムゾン)(サルディニア島にて) ×  

 

結果は、

9戦1勝6敗

勝率は22.2%でした。

 

なんと、歴代最低の勝率が出てしまいました。唯一の勝利がモブ相手というのも寂しい。

アバッキオは戦闘以外の面で貢献することが多いので、今回の集計方法だとどうしても不利なんですよね...

パンナコッタ・フーゴ

途中脱退のため戦闘が少ないフーゴ。最強のスタンドを持つ彼ですが、まともに戦闘に参加したのがイルーゾォ戦だけなのでほぼ参考記録みたいなものです。

 

対戦相手 勝敗 備考
大学教師 回想。百科事典でメッタ打ちの暴行
マリオ・ズッケェロ(ソフト・マシーン ×  
イルーゾォ(マン・イン・ザ・ミラー)  
プロシュート兄貴(ザ・グレイトフル・デッド ×  
ペッシ(ビーチ・ボーイ) ×  

 

結果は、

5戦2勝3敗

勝率は40.0%でした。

 

イルーゾォ戦で一度戦闘に参加し、以降は出番がなくそのまま脱退してしまうという不遇な男です。本当はブチャラティチームを裏切る予定だったのが、あまりに暗い話になってしまうからと、途中で脱退する展開に変更されたというのは有名な話。

それにしても、パープル・ヘイズというチートスタンドを題材にしてイルーゾォ戦という面白いバトルを描ける荒木先生は凄い。

 

 

トリッシュ・ウナ

紅一点トリッシュ

実はジョルノも最初は女性になる予定だったのですが、時代的に「戦う女性」が受け入れられづらいと男性に変更されたそう。そんな中女性スタンド使いである彼女は、「戦う女性」がたくさん出てくる6部に繋がる重要キャラと言えるかも。

 

対戦相手 勝敗 備考
ナランチャ・ギルガ(ナイフ) 公衆トイレ前にて
メローネ(ベイビィ・フェイス) ×  
ディアボロキング・クリムゾン)(サン・ジョルジョ・マジョーレ島にて) ×  
ノトーリアス・B・I・G(カルネ死亡後)  
ディアボロキング・クリムゾン)(最終決戦) × ブチャラティが機転を利かせなければ死んでいた

 

結果は、

5戦1勝3敗

勝率は30.0%でした。

 

スタンドに目覚めるのが終盤のため戦闘回数少なめで、勝ち試合もスタンドに目覚めた1戦だけとやや不遇。スパイス・ガールって主人公の能力でもおかしくないぐらい汎用性が高いから、もっと見たかった。

 

 

まとめ

それでは、今回集計した戦績を勝率ランキング形式でまとめます!(括弧内が勝率です)

 

1位 ジョルノ・ジョバァーナ (71.9%/16戦8勝1敗7分

2位 グイード・ミスタ (60.0%/15戦8勝5敗2分

3位 ブローノ・ブチャラティ (45.8%/12戦5勝6敗1分

4位 パンナコッタ・フーゴ (40.0%/5戦2勝3敗0分

5位 ナランチャ・ギルガ (37.5%/12戦4勝7敗1分

6位 トリッシュ・ウナ (30.0%/5戦1勝3敗1分

7位 レオーネ・アバッキオ (22.2%/9戦1勝6敗2分

 

主人公が1位なのは3部、4部に引き続き恒例。

 

その他の味方はミスタ以外の全員が5割を切るなど、全体的に勝率が低いのが伺えます。

実際はみんな活躍シーンが多いのですが、ズッケェロ・プロシュート・ペッシ戦で負けがかさんだことと、5部が味方全員が満遍なく活躍することが多い(つまり良いところまでは行くが返り討ちにされる展開が多い)関係上、今回の集計方法では引き分けや負け判定になることが多く、数字が低めに出たようです。