もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら、どのスタンドを選ぶのが良いか、を多方面から考察するブログです。

「リンゴォ・ロードアゲイン」の「マンダム」

能力値

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基本能力

  • 腕時計のリューズ(つまみ)を回すことで、全員の記憶だけを残した状態で、時間をちょうど6秒戻すことができる。この能力を再び使うには、間隔を6秒以上開ける必要がある。

評価

有用性:★★★☆☆

 

マンダムがあれば、失敗をしても6秒以内ならやり直せるようになります。ただし、人の記憶に残るような失敗には通用しません

うっかり貴重品を壊してしまったり、交通事故を起こしてしまったりした時など、数秒のタイムスリップで解決できるような失敗には有効です。

 

つまみを回し続ける事さえ出来れば、永久に締切を延長できます。極端な話、ずっとつまみをグリグリ回していれば永久に一日を終わらせないことだってできるわけです。もちろんそんなことをすれば世界中が大混乱に陥ることは必至ですが。

 

他には、一瞬のミスが大きな失敗に繋がってしまうような、例えば外科医やパイロットなどの人の命を預かる職業に就いている人には心強いかもしれません。

 

危険性:★☆☆☆☆

 

6秒以上前に起きたことは例えマンダムでも取り返しがつかないので、能力を過信しすぎて危険な行動に出ないようにしましょう。

 

悪用性:★★★★★

 

能力の効果範囲が恐らく全世界なので、一度使っただけで世界中で事故が起きる可能性があります。車の運転中に記憶はそのままに6秒だけ時間が戻るなんてことが起きたら事故が起きるのは想像に難くないでしょう。

そういう意味では、使うだけで悪用になってしまうと言えるスタンドです。

 

自衛力:★★☆☆☆

 

スタンド像は存在しますが、それ自体が攻撃や防御を行うことはありません。

自衛は、時間を6秒戻せる腕時計を付けただけの生身の人間として行うことになります。

 

これでは奇襲からリカバリーすることくらいは出来ても、元から力で敵わない相手にはどうする事もできません

 

操作性:★★☆☆☆

 

発動条件自体は「腕時計のつまみを戻す」という緩いものですが、6秒までしか時間を戻せない性質上、使いこなすには咄嗟の判断力が求められることになります。

総評

マンダムは、ラスボスと主人公以外で唯一の時間を操作する能力ということで、印象に残っている人も多いと思います。

タイムスリップは皆の憧れでしょうし、「腕時計のつまみを回すだけで発動する」という手軽な発動条件も強みです。

他にも時間を戻すスタンドは存在しますが、ここまで手軽に発動できるのはマンダムだけです。

 

とはいえ、戻る時間がたった6秒なうえ、周囲の人の記憶はそのままという面倒な仕様*1のせいで、うまく活用できる機会は多くありません。

佇立型スタンドゆえの自衛力の低さも枷となりました。

というわけで、マンダムの総評は、Dです。

*1:本体のリンゴォが公平な果たし合いを望んでいるため、このような仕様になっていると思われる