能力値
能力
- 敗北感を味わった者の魂に干渉する能力。「魂を賭ける」と宣言させた上でゲームに勝つことで、相手の魂を奪える。
- 相手の魂の状態を見て心を読むことができ、質問をするとそれに対する答えを得られる。ただし、質問はYESかNOで答えられるものに限る。
評価
有用性:★★★☆☆
二択限定とはいえ、相手の心を読む能力があれば他人に欺かれる心配がなくなり、真に信頼できる人間を見極められます。
ポーカーや麻雀に使えば相手の手が確実に分かるため、かなり有利に立ち回れるでしょう。
相手の悩みを正確に言い当てられるため占い師として商売が出来るかもしれません。
ただし、心を読むには直接質問を投げかけないといけないのが少し不便。
魂を奪う能力の方は、兄のオシリス神同様日常ではほとんど役立ちそうにありませんが、ひとつだけ異なる点があります。
それは、奪った魂をコインにするのではなく人形などの媒体に込めて保管する形をとるため、奪った魂と会話ができることです。これにより、余命僅かな人の魂を人形に閉じ込めて生かし続けるなどの活用が出来ます。
安全性:★★★★★
能力の発動条件が厳しいので、うっかり魂を奪ってしまうような心配はありません。
悪用性:★★☆☆☆
上手く運用すればどんな人間でも始末できます。
他には奪った魂を人質代わりに使ったり、心を読んで機密情報を聞き出したりなど。
自衛力:☆☆☆☆☆
オシリス神と同様、ギャンブルに絡まないと一切の攻撃を行うことができないので自衛力はほぼ皆無。
ただし、スタープラチナの拳を見切った際は、魂を賭けることを認めさせていないうえに賭けに負けているにも関わらず、「敗北感を味合わせた」という理由で承太郎の腕にアトゥム神の腕を埋め込むということをやってのけています。
自衛に用いるとしたら、心を読む能力を活用して相手に少しずつ敗北感を与える戦法がメインになりそうです。
操作性:☆☆☆☆☆
心を読む能力のおかげでオシリス神よりは扱いやすくなっているものの、やはり「魂を賭ける」ことを認めさせた上でゲームに勝つ難易度はかなりのもの。並大抵の人間には使いこなせないでしょう。
総評
ほぼオシリス神に「心を読む」という能力が加わった性能で、自衛力の低さ、操作難度の高さは据え置き。
肝心の心を読む能力も、「二択限定」「相手に直接質問をする必要がある」と欠点が多く、あまり便利とは思えません。
心を読む能力が欲しいのなら、より正確に読めるハーミットパープルやヘブンズ・ドアーを選ぶべきです。
オシリス神よりは便利になったとはいえ、もらうに値するものではないでしょう。
というわけで、アトゥム神の総評は、Eです。
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【兄】