能力値
【漫画版】
【アニメ版】(JOJOVELLERから変更)
能力
- 拳で触れたものにジッパーを取り付ける。このジッパーは能力者にしか見えない。
- ジッパーを開くと、そこに異空間が出来る。単純に向こう側に通り抜ける事も出来る。
評価
有用性:★★★★★
ジッパーの能力によりどんな物でも穴を開けることが出来、ジッパーの中に異空間を作る*1ことも出来ます。
別の漫画で例えてしまうと、ドラえもんの「通り抜けフープ」と「四次元ポケット」が同時に手に入るようなものです。これだけでこの能力の万能さが分かると思います。
また、四次元ポケットを作るという点で似たスタンドにエニグマがありますが、あちらは紙を開けば誰でも中身が取り出せるのに対し、こちらはジッパーを付けられる本体しか取り出せないと思われるので、決して盗まれないという点でこちらの方が上です。
別の物体どうしをつなげる能力で怪我の治療も出来ます。
原作ではアバッキオやトリッシュが切断された腕をくっ付けてもらっていました。痛みが残っている様子はありましたが、問題なく生活できていたため切断された血管や神経まで綺麗に繋がっているようです。ジッパーを一つつけるだけに見えて、その実かなり精密な治癒が行えるわけです。
危険性:★★☆☆☆
ジッパーを使えばどんなに硬い物体でもスパスパと切り離せます。
その気になればまた繋げられるとはいえ、むやみに取り付けるのはやめましょう。
悪用性:★★★★★
この能力は泥棒をやるのにうってつけです。
ジッパーを使えば不法侵入や金庫破りなど朝飯前。盗んだものは、体に異空間に通じるジッパーを取り付けて隠せば見つかる心配は無くなります。
人の心臓にジッパーをつければ外傷も出血もなく殺害する事が出来るので、心臓発作に見せかけて殺人が行えます。
もしジッパーで異空間に送ったものがレントゲンに映らないとしたら、麻薬や武器の密輸に使えます。
たとえこういった悪事を働いて捕まったとしても、この能力があれば問題なし。さっさと刑務所の壁にジッパーをつけて脱獄してしまいましょう。
自衛力:★★★★★
優秀な戦闘力と能力を持っています。自衛に苦戦することはないでしょう。
万が一負けそうになっても、ジッパーによる高速移動や異空間生成で逃げられます。
操作性:★★★☆☆
能力はジッパーを取り付けるだけですが、やれる事は沢山あります。使いこなすには慣れが必要そうです。
総評
ジッパーを付けるだけと聞くと頼りなく感じますが、実際は日常生活から犯罪行為まで幅広く活用できて、自衛力も申し分ない、文句のつけようがないスタンドです。
特に物を収納する能力は日常で大活躍するでしょう。
というわけで、スティッキィ・フィンガーズの総評は、Sです。
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