能力値
不明
能力
- 四体から成る群体型スタンド。
- 物体をスライド移動させることができる。重い物を動かすのは苦手。
評価
有用性:★★★★★
ペンで書いた文字や汚れ(ケチャップのしみや黒カビなど)、傷であろうと、スライドさせて別の物に移せば綺麗さっぱりと消せます。使い古した物を新品同然に戻せるわけです。
負傷しても別の物に移せば消せるため、治癒能力としても使えます。傷痕も残りません。
顔のパーツであっても動かせるので、美容整形的なことも行えそうです。目や鼻の位置を変えたり、シミやしわを消したりなど。
危険性:★★★☆☆
群体型としては歴代最少数で四体しかいない*1ため、一体でも傷を負うと本体にとって致命傷になります。セックス・ピストルズとは違い敵の近くで活動する機会は少ないものの、用心するに越したことはありません。
悪用性:★★★☆☆
作中では鍵のかかった扉や金庫を開けたり、車のナンバーを変えたり免許証を偽造したりと様々な用途で活躍しています。
特に、空き巣をやるのなら鍵の開錠役として良いお供になることでしょう。
顔のパーツをいじって人相を変えるという使い方も出来そうです。
自衛力:☆☆☆☆☆
物の位置を変えるだけの能力でパワーもスピードもほとんどないため自衛には一切使えません。むしろ、一体でも踏み潰されてやられたら大ダメージになるので、敵と遭遇したらすぐにスタンドを解除して逃げるのが賢明です。
操作性:★★★☆☆
四体という個体数の少なさゆえ、群体型特有の「スタンドへのダメージが本体に反映されにくい」という利点を活かせず、むしろ弱点になってしまっています。
重い物を運ぶのは苦手であり、何にでもスライド移動の能力が使えるわけではないという問題点も。
総評
自衛に全く使えないことと、個体数が少ないせいで群体型の「ダメージを分散できる」強みがなく、むしろダメージを負いやすくなってしまっていることが大きな減点ポイントとなりました。
ただ、戦闘能力の低さに目を瞑れば日常生活の様々な場面で役立ちそうなので、最低評価は免れました。
というわけで、スムース・オペレイターズの総評は、Dです。
関連
第九部 The JOJOLands (ジョジョランズ)のスタンド一覧
*1:余談だが、本編以外も含めると「JORGE JOESTAR」の「グランブルー」、「世界一受けたい!!「ジョジョの奇妙な…」授業」で中川翔子さんが作った「ギガント・ストマック」の三体が最少である