能力値
能力
- コンセント型のスタンド。触れた人を磁石にする。
- 磁力は次第に強くなっていく。
- 本体が対象から離れすぎると磁石化は解除される。
評価
有用性:★★☆☆☆
言ってしまえば、どこでも磁石を取り出して周囲の鉄を集められる能力なので、鉄製の物を探すのぐらいには役立ちそうです。
また、コンセントという見かけに違わず、一応電気が流れているので本当にコンセントとして使える可能性があります。
安全性:★☆☆☆☆
能力を解除しない限り、磁力は次第に強くなり、しまいには車すら引き付けるほどになります。
危険であることは言うまでもありません。
悪用性:★★★☆☆
作中では1.5tはある自動車を浮かせるというあり得ない強さの磁力を発揮しました。
街中で一人を磁石に変えただけで、アクセサリは千切れ、電子機器は機能を停止し、車はコントロールを失い...とにかく壊滅的な被害が出ます。
自衛力:★★☆☆☆
発動にはまずコンセントに触れさせる必要があります。
原作では設置する瞬間は描かれてませんが、コンセントが一人で歩いていくことはないでしょうし、罠のように「直接触れた場所にしか設置できない」と考えるのが自然です。
そうなると、気を張った者相手に能力を使うのは至難の業。
たとえ成功しても、離れすぎるとアウトになります。
また、ジョセフは磁石になってから一晩明かすほど時間が経過したのに大して磁力が強まっていませんでした。
その後同様に磁石になったアヴドゥルとは数時間以上の誤差があるはずですが、磁力の強さは同程度だったため、「離れすぎると磁力の強化が止まる」「トゥーム・オブ・ザ・ブームのように、複数人集まると磁力化が一気に強まる」といった隠れた特性があるようです。
戦うにはまずここを解き明かさなければなりません。
操作性:★☆☆☆☆
「コンセントに触れさせる」という発動難易度の高さ、つかず離れずの距離を取る難しさが問題となります。
磁場は電子機器類の故障に繋がるため、所持品にも注意。
総評
ハマれば強いがそのハマる状況が少なく、日常での利用機会もなさげ。
インフラを全てを破壊しつくす目的なら利用価値がないこともありませんが、強力な磁力は自身の安全すら脅かすため、貰わない方が良い部類と言えます。
というわけで、バステト女神の総評は、Eです。
関連
【磁石】
元ネタ
アメリカの歌手「Mariah Carey」
エジプト神話に登場する猫の女神「バステト」