能力値
基本能力
- 物の幽霊を見て、使うことができる。物の幽霊は生物に干渉できない。
- 幽霊は小さくすることができ、使ったり壊れたりしても時間が経てば復活する。
評価
有用性:★★★★★
作中では、「火災で焼け落ちた部屋」の幽霊を使うことで四次元空間のようなものを作っていました。壊れた家のぶんだけ自分だけの部屋があると考えるとなかなか楽しそうです。
実は、部屋の幽霊に限らず物の幽霊の内部も四次元空間になっているので、こちらも中に潜んだり、物を収納したりするのに使えます。
さて、物の幽霊というのは現世で壊れた物の成れの果てのことです。
つまり、ゴミ捨て場や焼却炉に行ってこの能力を使えば様々な物をタダで入手できます。
しかも、縮めて持ち歩きしやすくすることができて、壊れたとしても復活する、という利便性も兼ね備えています。
特に、食べ物の幽霊は味はするが体に吸収はされないという特性で、カロリーを摂取せずに味だけ楽しめるというダイエッターにとっては夢のような代物。こちらも無限に補充されるようです。
危険性:☆☆☆☆☆
幽霊にまつわる能力ですが、祟られるような心配はありません。
むしろ、幽霊の立場からしたら使ってもらえて成仏できそうな気もします。
悪用性:★★★☆☆
物の幽霊で四次元空間を作り出すことができるのを応用すれば、ストーキング行為や麻薬や武器の密輸が簡単に出来ます。
自衛力:☆☆☆☆☆
このスタンドを自衛に活用する場合、四次元空間に隠れるぐらいしか出来ません。
拳銃の幽霊はありますが、「この銃では生き物は殺せない」と断言されてしまっています。
操作性:★★★★★
物の幽霊は現実の物と同じように使えるので簡単に扱えるでしょう。
総評
物の幽霊が見えるようになるという現実離れした能力ながら、その使い道は案外日常に寄り添ったものとなっています。
日常で使う分にはこの上なく便利なスタンドです。
しかしながら、スタンド像が無い事と、物の幽霊が生物に干渉できない事が相まって、敵に襲われた時の対抗策が「本体が直接素手で殴る」以外にないことが大きな減点ポイントとなりました。
というわけで、バーニング・ダウン・ザ・ハウスの総評は、Aです。
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