能力値
能力
- 大木の周辺の泉に物を落とすと能力が発動。大木の守護者が落とした物とそれより高価な物を提示し、選択を迫る。
- 正直に答えると高価な物をもらえるが、噓をつくとツタに舌を抜かれて殺される。
- 受け取った高価な物は全て日没までに使い切らなくてはいけない。この際、あげたり捨てたりするのは禁止。食べ物なら食べる、宝石なら身に着けるなど使っている状態にする必要がある。ルールを破ると木の実にされてしまう。
- 使い切りに失敗するとその人間は木の実にされる。木の実に出来る数には限界があるらしく、限界を迎えた場合はその時点での大木の守護者が解放され、解放された人物の次に木の実になっていた者が次の守護者となる。
- 誰かが使い切りに成功すると、木の実になっていた人は全員解放される。(恐らく能力が消滅している。遺体の守護という任務が完了したからかも)
- 大木の守護者や木の実でいる間は老化しない。
評価
有用性:★★★★★
ひとり歩き型スタンドは「もし手に入れたら」の前提が難しいですが…今回は真の本体である大木の立場になると考えて、
「自身の周りの水場に誰かが物を落とした場合に能力が発動し、その人間に使い切りの試練を与える。
失敗した場合は使い切りの任務を与える守護者とするか、自分の体に木の実として取り込む。
成功した場合は木の実になった人間を全員解放する。(能力は消滅しない)」
とします。
これ、誰かと組めば簡単に大金が手に入る能力として使えます。
やり方はこうです。
まず協力者がわざと物を落として使い切りの試練を開始。金品を手に入れます。
これをもらいたいところですが、普通に渡させるとルール違反で試練失格になってしまいます。
なので、無理矢理売買の形にしましょう。
例えば、ナイフを突きつけて「今持っている全財産で生きていられる権利を売ってやろう」などと言います。
命を買う取引なので、いくら出してもくれてやる行為にはなりません。
これで全財産が自分に移動して使い切りは成功、試練は終了します。
後は好きに山分け...といきたいところですが、ジョニィが試練終了後も11人の男に渡した遺体を奪い返せないように、協力者に報酬を渡すことはできません。
そのため、二人以上の協力者を用意しましょう。
ここまで低リスクで大金を得られる能力もないでしょうから、有用性は最高評価としておきます。
また、大木の守護者や木の実でいる間は老化しないという特性を使えば、本体が生きている間は不老を実現することができます。
ただし、シュガー・マウンテンが大木から離れられないように、守護者になると活動が著しく制限されます。
安全性:★☆☆☆☆
選択を誤るとツタに舌を抜かれて即死、あげる・捨てる行為や使い切りに失敗で木の実にされるというリスクがあります。
特に「あげる・捨てる」の判定は厳しめで、品物を試させたり奢ったり、負ける前提のギャンブルなどでも発動します。
悪用性:★★★★★
上手く使えば金を無尽蔵に増やすことができます。
気に入らない奴は騙して木の実にすることで半永久的に捕えることも可能。
自衛力:☆☆☆☆☆
あくまで「試練を与える」能力であり、攻撃手段には乏しいです。
一応シュガー・マウンテンがツタを操って見せているようなシーンがあるので少しは戦えるかもしれませんが…
操作性:★★☆☆☆
金を増やす目的で使う場合、条件に引っかからないように慎重に行動する必要があります。
また、守護者にした人間とは近くにいなくてはなりません。
総評
言ってしまえば、使い方次第で安易に金を莫大に増やせる能力。
いつの時代も金は絶対。選んでおけばまず間違いないでしょう。
自衛力の無さは気になりますが、やはりお金の魅力に抗えるものはありません。
というわけで、シュガー・マウンテンの泉の総評は、Bです。
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【お金関連】
元ネタ
Neil Youngの楽曲「Sugar Mountain」