もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら、どのスタンドを選ぶのが良いか、を多方面から考察するブログです。

「サンダー・マックイイーン」の「ハイウェイ・トゥ・ヘル」

能力値

能力

  • 本体が自殺に及ぶと任意の相手を同じ方法で道連れにできる

 

  • 死に方は、水死、窒息死、爆死、墜落死、餓死にいたるまで忠実に再現される。

評価

有用性:☆☆☆☆☆

 

能力的に使い道が「無理心中」これしかありません。日常で役立つ機会が訪れることはまずないでしょう。

 

危険性:★★★★★

 

能力を使うためには自殺に及ぶ必要があるわけですから、危険性はもちろん最大の

 

悪用性:★☆☆☆☆

 

自分の体を犠牲にする必要はありますが、いつどこからでも好きな人間に傷を負わせることができます。

いきなり体に傷がついたり目の前に水が現れて呼吸が出来なくなったりしたら確かに驚きはするでしょうが、自身を傷つけてまでやる価値のあることとは思えません。

 

自衛力:☆☆☆☆☆

 

自衛に使う=自殺しなくてはいけない、と何が何だか分からない状況ですが、敵と対峙した時の対処法はこうです。

まず先手で自傷行為に及んでダメージが共有されることを見せつけます。そして「自分を殺せばお前も死ぬ」とハッタリをかまし*1相手が身を引くよう仕向けるのです。

 

賭けに近い戦略ですが、これが一番最小の負傷で済むやり方です。

普通に能力を使ったのでは相手を退けられた時にはほとんど瀕死でしょうし、下手を打つと自分が死ぬという最悪の結末が待っています。

 

操作性:☆☆☆☆☆

 

能力の発動には自傷行為が必須となりますが、マックイイーンの様子を見るに、本気で死ぬつもりで行為に及ばないと発動しない可能性があります。「死なない程度に」と意識したうえでの自傷では認められないかもしれないということです。

まず生への執着を断たねば動かせないわけですから、操作難度はあらゆるスタンドの中でもトップクラスと言えます。

総評

「自殺すると好きな人間を道連れに出来る」という能力は、全くもって応用が効かず無理心中以外に一切の使い道がありません。欲しいスタンド論争では名前が挙がることすらないでしょう。

というわけで、ハイウェイ・トゥ・ヘルの総評は、Eです。

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*1:本当は自傷行為のダメージしか共有されない