今回の考察は、「もしも人間である私たちが『フー・ファイターズ』という能力を手に入れたら」という前提で行うので、「プランクトンを操る」という能力ではなく「水を使って増殖できる」という能力として考えます。
つまり、群体型スタンドではなく「増殖する」能力の無像型スタンドと捉えるということです。
ですが、一見群体型のようにも見えるので群体型にもカテゴライズしておきます。
能力値
基本能力
- プランクトンに能力と記憶が与えられた結果生まれた新生物。
- ディスクで得た素の能力は、「水を使って増殖する」ものだと思われる。
評価
有用性:★★★★★
初期のフー・ファイターズは、ディスクで得た異常な増殖速度を利用して、自分の分身を作っていました。*1
作中描写から、この分身は
ことが分かっています。
よって、雑用や自分の替え玉として使うのが便利でしょう。
また、増殖能力の高さを活かせば、並外れた自己治癒力を獲得することができそうです。
作中では、一匹でもフー・ファイターズが残っていれば水を利用して復活できていました。
人間の私たちにはさすがにここまで極端なことは出来ないでしょうが、損傷した器官を再生するくらいは出来そうな気がします。
危険性:☆☆☆☆☆
分身を作るだけの能力で危険が及ぶ気はしません。
悪用性:★★★★★
自分の偽物を大量に作り、思い通りに動かすことができます。
人手が必要な犯罪を一人で行うことができますし、実行は全て分身に任せて自分はアリバイを証明できるようにしておくことで、簡単に容疑者候補から外れることができます。
オールマイティーに犯罪行為に向いたスタンドです。
自衛力:★★★☆☆
分身を利用すればある程度の自衛は出来ると思います。水の確保を怠らないようにしましょう。
操作性:★★★☆☆
分身たちの知能には個体差があるように見えるので、無能な個体は制御下に置いておかないと勝手に失敗を犯す可能性があります。
また、面倒事を避けるため、分身といるところを他の人間に見られないように配慮する必要があります。
総評
ここでは、フー・ファイターズを「分身を作る」という無像型スタンドとして考察しました。
自分の代わりを作れることは便利なように思えますが、雑用なら大抵の人型スタンドで出来ることなので敢えてこのスタンドを選ぶ必要はありません。
というわけで、フー・ファイターズの総評は、Bです。
関連