もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら、どのスタンドを選ぶのが良いか、を多方面から考察するブログです。

「フー・ファイターズ(F・F)」の「フー・ファイターズ(F・F)」

今回の考察は、「もしも人間である私たちが『フー・ファイターズ』という能力を手に入れたら」という前提で行うので、「プランクトンを操る」という能力ではなく「水を使って増殖できる」という能力として考えます。

つまり、群体型スタンドではなく「増殖する」能力の無像型スタンドと捉えるということです。

ですが、一見群体型のようにも見えるので群体型にもカテゴライズしておきます。

能力値

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基本能力

  • プランクトン能力記憶が与えられた結果生まれた新生物

 

  • ディスクで得た素の能力は、「水を使って増殖する」ものだと思われる。

 

  • F・F(本体)の場合、指からプランクトンを弾丸のように高速で射出するなど、プランクトン特有の立ち回りができるが、今回は人間に置き換えて考察するので考えない。

評価

有用性:★★★★★

 

初期のフー・ファイターズは、ディスクで得た異常な増殖速度を利用して、自分の分身を作っていました。*1 

 

作中描写から、この分身は

  1. 見た目が本体にそっくり*2
  2. ある程度独立的に思考して動く
  3. 人間に成りすまして徐倫達を欺けるほど知能が高い

ことが分かっています。

よって、雑用や自分の替え玉として使うのが便利でしょう。

 

また、増殖能力の高さを活かせば、並外れた自己治癒力を獲得することができそうです。

作中では、一匹でもフー・ファイターズが残っていれば水を利用して復活できていました。

©「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」コミックス9巻より

人間の私たちにはさすがにここまで極端なことは出来ないでしょうが、損傷した器官を再生するくらいは出来そうな気がします。

 

危険性:☆☆☆☆☆

 

分身を作るだけの能力で危険が及ぶ気はしません。

 

悪用性:★★★★★

 

自分の偽物を大量に作り、思い通りに動かすことができます。

人手が必要な犯罪を一人で行うことができますし、実行は全て分身に任せて自分はアリバイを証明できるようにしておくことで、簡単に容疑者候補から外れることができます。

 

オールマイティーに犯罪行為に向いたスタンドです。

 

自衛力:★★★☆☆

 

分身を利用すればある程度の自衛は出来ると思います。水の確保を怠らないようにしましょう。

 

操作性:★★★☆☆

 

分身たちの知能には個体差があるように見えるので、無能な個体は制御下に置いておかないと勝手に失敗を犯す可能性があります。

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」4巻より
流暢に話す個体もいれば、全く話さない個体もいる。

また、面倒事を避けるため、分身といるところを他の人間に見られないように配慮する必要があります。

総評

ここでは、フー・ファイターズを「分身を作る」という無像型スタンドとして考察しました。

自分の代わりを作れることは便利なように思えますが、雑用なら大抵の人型スタンドで出来ることなので敢えてこのスタンドを選ぶ必要はありません。

というわけで、フー・ファイターズの総評は、Bです。

関連

第六部 ストーンオーシャンのスタンド一覧

 

*1:おそらくディスクが入っているものだけが本体で、あとは分身だと思われる。

*2:フー・ファイターズ一匹一匹は見分けがつかないほど似ている。初期に登場した分身や、エートロの体を失った際のフー・ファイターズは見た目が異なるが、これはプランクトンの集合体ゆえ、ある程度形を変えられるからだと考えられる。