能力値
※射程距離:「鏡の中」の世界では数百メートル
能力
- 鏡に映った生物を鏡の世界に引きずり込むことができる。*1この際、体のどの部分まで引きずり込むかを細かく指定することができる。
- 鏡の世界には元の世界の生物以外の物が左右反転した状態で配置されている。元の世界で起きた変化は鏡の世界に即時反映される。
- 鏡の世界の物に直接干渉できるのは本体のみで、鏡に引きずり込まれた人間は不可能。
評価
有用性:★★★★★
鏡の世界には生物が一切存在しないので、文字通り自分だけの空間を持てることになります。
集中して作業をしたい時や人混みを避ける時などに便利。
さらに、鏡の中には自分以外の生物はいないので、あらゆる施設を無賃で、貸切状態で楽しめます。映画館やプールなどの遊戯施設や、観光地で使うとより効果を実感できるでしょう。
鏡の中にはウイルスが存在しないので、最強の感染対策としても使えます。
危険性:★☆☆☆☆
鏡を出入口にする関係上、鏡がないと元の世界に戻ることができなくなる危険があります。
しかし、鏡さえあれば大きさに関係なく出入りすることが出来るので、コンパクトミラーを持ち歩いておけばこの弱点は克服できます。
悪用性:★★★★★
鏡の世界を利用すれば人目につかず移動ができ、鏡がある場所ならどこにでも不法侵入できるようになります。
鏡に引きずり込んで誘拐を敢行すれば絶対に発覚しません。
たとえ捕まっても鏡さえあれば簡単に脱獄できます。
鏡の世界には人が存在しないので、簡単に窃盗が出来るように思えますが、イルーゾォはアバッキオから鍵を奪う際にわざわざ姿を現していたので、たとえ本体でも鏡の世界で物を精密に動かす事は難しいのかもしれません。
自衛力:★★★★★
鏡を使って本体とスタンドを分断できるのでまず負けることはありません。何ならずっと鏡の世界にいて、完全に戦闘を避けることもできます。
操作性:★★★★☆
鏡が無いと使えないという制約はあるものの、大した障害にはなりません。
能力の発動に鏡のサイズは関係ないので、手鏡の一つでも持ち歩いておけば自由に能力を行使できます。
総評
現実世界にそっくりな空間を自分だけのものに出来るというだけでなかなかロマンがあります。静寂に包まれ、何をするのも自由。あらゆる施設を無賃で、貸切で使えます。
そして、自衛力が非常に高いのも魅力。鏡の世界に「本体だけ」を引き摺り込むことを徹底すればどんなスタンド使いだろうと無力化できますし、鏡に篭って争い自体を避けることもできます。
というわけで、マン・イン・ザ・ミラーの総評は、Sです。
関連
*1:条件として、引きずり込む対象が本体の鏡像を視認している必要がある