第8部『ジョジョリオン』24巻97話で、院長室の隅に壁の方を向いて佇むワンダー・オブ・Uの元ネタは、映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』かもしれません。


『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
登場人物の一人の後ろ姿を映して終わる、象徴的なラストシーン。
解説
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は1999年アメリカのホラー映画。
魔女伝説の調査のため森に入った若者たちが、正体不明の存在に追い詰められていく様を描く。
最大の特徴は、全編が手持ちカメラにより撮影されていること。
「素人が撮影したビデオテープが見つかった」という設定で物語を紡ぐ、ファウンド・フッテージ形式の先駆けである。
公開当時は実際の記録映像かのように思い込ませるマーケティングが行われたこともあって、6万ドルという超低予算ながら興行収入2億4000万ドルを叩き出すメガヒットとなった。
そんな本作の恐怖は「何も分からない」点にあります。
被害者が最期に遺した映像という設定だけあって、怪異の正体も、何が起きているのかも、最後まで一切説明されません。
ストーリー展開もほとんどなく、登場人物の口論や混乱をただ長時間映し続ける。
その実録めいた生々しさが、本作独特の不安と恐怖を演出しています。
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