もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら、どのスタンドを選ぶのが良いか、を多方面から考察するブログです。

「フェルディナンド博士、ディエゴ・ブランドー」の「スケアリー・モンスターズ」

初登場時にのみ確認できた聖人の眼球を持ったスタンド像は、恐らく遺体の守護精霊なので、このブログでは無像型に分類します。

 

(ちなみに、 タスクACT1は「スティール・ボール・ラン コミックス5巻 牙(タスク) その③」の扉絵より聖人の左腕の守護精霊だと分かっています。)

能力値

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能力

  • 生き物を恐竜に変えて操る。人間、熊、ノミまでも変身させられる。

 

  • 自分も恐竜に変えることができる。身体能力動体視力嗅覚が上がるが、止まっているものは見えなくなる。(フェルディナンド博士版は自分を恐竜に変えることはできない模様)

評価

有用性:★★★☆☆

 

自分を恐竜に変えると、人並外れた身体能力、動体視力、嗅覚が手に入ります。自分の姿が変えられるスタンドは少ないので、自分を変身させられるのがスケアリー・モンスターズの何よりの魅力です。

その状態でスポーツをやれば無双できるでしょうし、研ぎ澄まされた嗅覚を使って捜査もできます。

プテラノドンあたりに変身して空の旅を楽しむのも良さそうです。*1

 

また、恐竜とはいえサイズは自由自在。手乗りサイズの恐竜を作ることも出来ます。珍しいペットを飼いたい人は試してみては?

 

危険性:☆☆☆☆☆

 

恐竜たちは本体に従順で歯向かうことがないので安心です。

変身能力に定番の「元に戻れなくなる」みたいな心配もありません。

 

悪用性:★★★★★

 

恐竜に変えられた人は本体の言いなりになるので、好きに操って様々な悪事を代行してもらいましょう。責任は全部押し付ければヨシ。ただし恐竜の姿なので、できる悪事に限界はあります。

マジェント・マジェントの体に恐竜を忍ばせていたことから分かりますが、恐竜が聞いたことは本体と共有できるので、諜報にも使えます。

 

自衛力:★★★★★

 

自分を恐竜に変えれば、近距離パワー型スタンドに勝るとも劣らない高い能力をふるえます。

周囲の生き物を恐竜に変えればどんどん自分の部下が増えていくことになるので、自衛には困らないでしょう。

 

操作性:★★★☆☆

 

恐竜は知能が低そうに見えるので正確に指示を出すよう心掛けましょう。

また、自分を恐竜にした際は、止まっているものが見えなくなることに注意。

総評

あらゆる生き物を恐竜に変えられるのも強力ですが、自分を変身させられるのがこのスタンドの何よりの魅力。

恐竜になれば身体能力が大きく上がるので、スポーツマンには打ってつけ。野球をやれば動体視力の高さでボールを確実に捉えられますし、バスケをやれば跳躍力の高さで軽々とダンクシュートを決められます。

プテラノドンに変身すれば空を飛ぶことも。

自分の身ひとつで飛行することに憧れる人は多いと思います。「本体が」空を飛べるスタンドは意外に少ないので、そういう目的で選ぶのはアリ。

 

悪用方面でも有用です。どんな生物だろうと恐竜に変えれば思うがままに操れるので、簡単に大規模かつ独裁的な犯罪グループを作れます。

 

総じて、独自の魅力を持ちかつ欠点も見当たらないスタンドなので、最高評価としました。

というわけで、スケアリー・モンスターズの総評は、Sです。

総評

第7部 スティール・ボール・ランのスタンド一覧

 

*1:初登場時は他の恐竜を踏み台にして崖を渡っており、空は飛べないのかと思いきや、サンドマン戦で空を飛ぶ恐竜が登場している