能力値
【漫画版】
【アニメ版】(JOJOVELLERからこちらに変更)
能力
- 手で触れた物体に生命をあたえて、生き物にできる。
- 作った生き物が攻撃された場合は、その攻撃をそのまま相手に返す。
- 誰かの私物や体の一部を使って作った生き物は、持ち主の場所に戻ろうとする。
- 生命をあたえる能力を応用して、傷を治す(埋める)ことができる。
- 生物に生命を与えると、過剰な生命量によって相手の精神を暴走させて感覚をゆっくりにさせる。
評価
有用性:★★★★★
触れたものに生命をあたえる、これだけの能力ですが、様々な応用が効きます。
まず、好きな生き物を出す事が出来る、これだけで動物好きの人にはたまらない能力でしょう。
好きな時に召喚して好きなだけ愛でて、飽きたら元の物体に戻す。ペットにかかるコストやとられる時間をスルーして、楽しい部分だけを堪能できるわけです。
砂漠化した土地に植物を生やして緑化運動が行えますし、ブラック・サバス戦でやったように、生物に生命を与え続けると一生を終えさせることができるので、除草にも使えます。
能力を応用すれば傷を治すのに使えます。クレイジー・ダイヤモンドと違って傷を埋めているだけなので痛みを伴いますが、その代わり自分の傷であっても治せます。
臓器や血液も作れるので、再生医療がこのスタンドひとつで実現するわけです。
作中では生き物から血清を取り出していたので、外傷だけでなく毒への対処もある程度可能です。
さらに、ブチャラティに行ったように、死者の蘇生も少しだけ出来ます。少しでも長く生かしたい人がいる場合は能力を使ってみてもいいかもしれません。
これらの理由から、生命の維持という観点で見れば、クレイジー・ダイヤモンドよりカバーできる範囲は広いと言えます。
危険性:★★★☆☆
考えられる危険は、生み出した生き物に襲われるというもの。作中描写を見るに生み出した生き物は操作できないので、猛獣や毒蛇など、危険な生き物を生み出した時は十分気をつけなくてはいけません。危なくなったら能力をすぐに解除できるように心の準備をしておきましょう。
悪用性:★★★★★
世界には有害な動植物が沢山ありますから、この能力があれば、毒物や薬物を自由に入手できます。
この能力で毒殺を行えば、毒が効いた後に生成した毒物を元の物体に戻すことで死後解剖されても証拠が出ないように出来ます。
また、人間の傷を治しているということは、その気になれば人間をまるまる一体作れる可能性が高いと思われます。
ココ・ジャンボ(亀)の複製を作っていた時のように、対象の細胞を埋め込めば人間のクローンを作ることも出来そうです。
ただし、クローン技術はモラル的に問題がある行為です。実行するなら自己責任で。
自衛力:★★★★★
敵が襲ってきた時は、多種多様な生き物を生み出して対抗できます。
生み出した生き物には攻撃を跳ね返す能力があるので、体にカエルをくっつけるなどしておけば、相手は迂闊に攻撃してこれなくなるでしょう。
破壊力Cという低めのステータスを覆すほど能力が優秀なので、自衛力は★五つです。
操作性:★★★☆☆
能力がシンプルながら応用性が高いので、使いこなせるようになるまでは苦労しそうです。
また、傷を治したり血清を注入したりするのには強い痛みを伴うので、使う時は「覚悟」が必要とされます。
総評
生命を与えるという能力はかなり出来る事の幅が広く、手に入れれば間違いなく生活の質がぐっと上がるでしょう。
個人的な生活の質を上げるだけにとどまらず、臓器を生み出したりクローンを作ったりと、能力を最大限に活かしていけば世界が革新的に成長を遂げることは間違いありません。
というわけで、ゴールド・エクスペリエンスの総評は、Sです。
関連