もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

「もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら、どのスタンドを選ぶのが良いか」を多方面から考察するブログです。

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「ミラション」の「取り立て人 マリリン・マンソン」

能力値

能力

  • 本体と対象が賭けを行い、相手が負けた時やイカサマをしたと思った時、スタンドが現れて賭けたものを取り立てる

 

  • スタンドは基本的に無敵だが、本体はそうとは限らない。*1

評価

有用性:☆☆☆☆☆

 

このスタンドが使える状況は極めて限定的。賭けたものを取り立てる時にだけ使えます。相手の心を読むことができるので、どこに隠していようと確実に回収します。

 

たとえ大事な物を隠されるなどの嫌がらせを受けても、適当な賭けをして勝てば取り返せるのです。

 

ひとつ注意点として、金銭を賭けた場合、相手の所持金が足りないと相手が思い浮かべた金目のものを強制的に奪います。場合によっては金歯や臓器になるので、普段使いは避けた方が無難です。

 

トリッキーな使い方として、一度取り出した臓器を返す時は、傷も完璧に修復する(アニメ版だと分かりやすい)ため、臓器を摘出してから、患部を切除して返すか、用意した新しい臓器を返すことで、素早く外傷を作らずに手術や臓器移植が行えるかもしれません。

 

安全性:★★☆☆☆

 

賭けた額に相手の所持金が届かない場合、臓器などを奪って強制的に取り立ててしまいます。相手に身の危険が及んだ場合は、すぐに取り立てたものを返すようにしましょう。

 

悪用性:★☆☆☆☆

 

このスタンドを使えば、賭け金を確実に取り立てることができます。また、オシリス神ボーイ・Ⅱ・マンといった他のギャンブル系スタンドと違い、イカサマをある程度封じることができるという特徴があります。(ただし、相手がイカサマじゃないと思い込んでいるとイカサマ判定にならない)

しかし、発動条件の面倒くささを考えると活用するのは難しそうです。

 

自衛力:★☆☆☆☆

 

この能力の強さは「ルールを守ってこそ」。

作中では、ミラションが徐倫たちに「DISCを奪うのが目的」ということを話さないルール違反を犯したため、本体が無防備になるという隙が生じています。

 

裏を返せば、目的を全て正直に話せば、賭けが継続している間は本体も無敵になれるものと思われます。とはいえ、発動条件の厳しさは変わりないので、自衛力が高いとは言えません。

 

操作性:☆☆☆☆☆

 

「相手に賭けに同意してもらう」ことでようやく能力が発動します。非常に使いづらいです。

総評

「賭け金を取り立てる」という限られた状況においてだけ発現し、無敵になれるスタンドで、普段使いは到底不可能です。カジノのディーラーとかであればまだ良いのかもしれませんが...

というわけで、取り立て人 マリリン・マンソンの総評は、Eです。

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【ギャンブル】

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*1:原作では、本体が「真の目的を話していない」というルール違反を犯しているので、相手もルール違反をして本体を攻撃しても問題ないと説明されている。よって、正直に全てをさらけ出せば本体も無敵になると思われる。