能力値

能力
- 対象が犯した罪(具体的には、過去に捨てた物や生物)を出現させる。
- 対象がそれらに触れると、透明な膜となって体を締め付けていく。
- 膜は清潔な水によって溶けて除去される。
- 能力下にいる者が殺害された場合、即座に蘇り、その者が負っていた罪を攻撃した者に擦り付ける。
評価
有用性:★★★★☆
他人の罪を簡単に知ることができるため、人の本性を明らかにしたり、容疑者から犯人を炙り出したりできます。
また、実体化した生物を雑用に使うことも可能。
アクセル・ROが、見殺しにした人々の罪をジョニィに押し付けた後、彼らを言葉で操る描写があります。
つまり、他人の罪であれば本体の意思で動かせるということ。
罪悪感を感じるような不届をした相手を勝手に出現させ、しかも雑用に使うなんて、さらに罪が深まりそうな行為ではありますが…。
安全性:★☆☆☆☆
対象を物理的に攻撃する「膜」は水で容易に除去が可能で、そこまで危険ではありません。*1
問題は、罪を目にしたことによる心的負担。人によっては消えないトラウマになってしまう可能性すらあります。
悪用性:★★★★★
どんな人間だろうと過去の過ちはあるものです。
葬り去ったはずの罪も、このスタンドなら列挙することが可能。
SNSで拡散して社会的に抹殺することも、ゆすりネタにして裏社会を牛耳ることだってできます。
自衛力:★★★★☆
能力下にある内は、何度殺されてもゾンビのように蘇る。
一見無敵ですが、人の精神が生み出したスタンドである以上弱点はあります。
一つは、射程圏外から攻撃されること。作中ではゴミ捨て場が能力の範囲で、その外で死んでも能力が発動しないとジョニィは推測していました。
二つ目は、死ななければ蘇生も起きないこと。死なない程度に痛め付けられてはどうしようもありません。
三つ目は、罪の意識がない者からの攻撃では発動しないこと。レアケースですが、一応頭に入れておきましょう。
一番注意すべきなのは、勢い余って相手を殺してしまうと、今度は相手の罪がこちらに移ってしまうこと。
罪をチラつかせて追い払う程度が正しい使い方です。
ちなみに、「膜」によってぺしゃんこにされたホット・パンツは何事もなかったかのように再登場したため、膜自体に殺傷能力はないことが分かっています。
やはり、アクセル・ROの信条通り、「誰かを倒す」のではなく「自身の罪を清める」のがメインのようです。
操作性:★★☆☆☆
厄介なのは発動条件の面倒くささ。
「射程範囲に相手を誘き寄せ」「罪を出現させ」「それに触れさせることで」初めて膜が締め付けていく攻撃が発動します。
この間に本体が見つかれば、当然格好の的です。
一思いに殺してくれれば能力で無効化できますが、少しでも躊躇されると無駄に痛みだけ味わう羽目になります。
総評
かなり貴重な精神攻撃系の能力、それも他人の罪を容易に知ることができるというほとんど読心に近いことが可能。
いかなる者の弱みも握れるため、悪用すれば世界を裏から牛耳ることも夢ではないかもしれません。
また、「蘇り」というジョジョにおいては片手で数えられるほどしか存在しない激レア能力を備えてもいますが、あまりに条件が限定的。
これに関しては、「清めたい罪」がある人には良いかも程度です。
というわけで、シビル・ウォーの総評は、Bです。
関連
【罪で攻撃】
【蘇生】
元ネタ
アメリカのロックバンド、Guns N' Rosesのボーカリスト「Axl Rose」
Guns N' Rosesの楽曲「Civil War」
*1:亡霊による物理攻撃はあるが、本体が命じた時だけのように読み取れる