もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら、どのスタンドを選ぶのが良いか、を多方面から考察するブログです。

「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー 【ジョジョLS・ラスサバ 】」 ホル・ホース 決めポーズ 元ネタ一覧

 

ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」の「ホル・ホース」 の決めポーズ元ネタ一覧です。

 

決めポーズの画像はこちらのサイトからお借りさせていただきました。

 

決めポーズ一覧

ポーズ名:俺はただの風来坊

レア度★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス15巻 皇帝と吊られた男 その②



ポーズ名:皇帝の余裕

レア度★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス15巻 皇帝と吊られた男 その③



ポーズ名:カシィィン

レア度★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス23巻 ホル・ホースボインゴ その②

ラスサバ.NET交換対象



ポーズ名:No.1にはなれない

レア度★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス22巻 DIOを撃つ⁉︎の巻



ポーズ名:メギャン

レア度★★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス15巻 皇帝と吊られた男 その②



ポーズ名:カモォ~ン

レア度★★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス16巻 皇帝と吊られた男 その④



ポーズ名:ズアァァァ

レア度★★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス15巻 皇帝と吊られた男 その③



ポーズ名:ガン・スピン

レア度★★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス15巻 皇帝と吊られた男 その③



ポーズ名:行けーッ

レア度★★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス24巻 ホル・ホースボインゴ その⑤



ポーズ名:じゃあな

レア度★★★

出典:「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス15巻 皇帝と吊られた男 その②



【『能力が癒やし』はソース不明】空条ホリィのスタンドの能力について

©「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス13巻より


DIOを倒す旅の動機となった空条ホリィのスタンド。

作中では暴走していてその能力をお披露目する機会は無かったのですが、ピクシブ百科事典ではこんな風な説明がありました。

 

上記の通り、ホリィには操れる程の精神力はなくスタンドを操ることは不可能であった。

だが、能力は存在し、その能力は『癒やし』の能力であると「ジョジョの奇妙な冒険 設定資料集」にて荒木飛呂彦先生本人の説明により明らかになった。

 

ピクシブ百科事典 「空条ホリィ」のページより

dic.pixiv.net

 

しかし、ソースであるとされている「ジョジョの奇妙な冒険 設定資料集」で検索しても1、2部のものしか出てきません

調べたところ、この情報の初出は2014年4月21日に2ちゃんねるに立てられたスレッドからだと考えられるのですが、これ以前に三部アニメについて荒木先生が話しているインタビュー等は見つかりませんでした。

 

自分の調べた範囲ではこのスレッド以外にソースを見つけられなかったので「空条ホリィのスタンドが癒やし」だというのはデマの可能性が高いのではないだろうかと思っています。

もしこの件について何かご存知の方がいたら教えていただけると幸いです。

 

「エンリコ・プッチ」の「メイド・イン・ヘブン」

能力値

能力

  • 世界中の時間を加速させる。生物は時間の加速についていけないためいつも通りの速度だが、このスタンドの本体だけはついていくことができる。

 

  • 時が加速し続けると現在の宇宙が終焉を迎え生物はこれから起きる物事を全て把握した状態で新たな宇宙に移動する。(この現象を一巡と呼ぶ)

 

  • 一巡前に死亡したものは新たな宇宙には行けない。代わりによく似た別人が作られて配置される。

評価

有用性:☆☆☆☆☆

 

プッチは「全人類を天国に導きたい」という一心でこの能力を生み出しました。

これだけ聞くと良さそうですが、この天国とは「未来の出来事を全て把握して覚悟すれば幸せだ」という理論に基づき作られた「全ての生物がこれから起きる物事を全て知っている世界」のことであり、望むものが何でも手に入るような都合の良い世界ではありません。

第一、時間を加速させる段階で多くの人間が交通事故などで命を落とすことになります。皆を幸せにしたいという心意気があっても、この能力を使うべきではありません。

 

危険性:★★★★★

 

有用性の欄でも書いたように、時間を加速させる段階で多くの人間が命を落とします。

一巡が成功した後の世界への影響も計り知れません。軽はずみに使うような能力ではないのは確かです。

 

悪用性:★★★☆☆

 

時の加速により世界中を混乱に陥れたり、「一巡後の世界では本体だけが運命を変えられること」を利用して思うがままを尽くしたりは出来ますが、大した利益を得られるわけではないので虚しくなるだけでしょう。

 

自衛力:★★★★★

 

時を加速させれば大抵のスタンドには見切れないほどの速度で動けるため一方的に攻撃できます。

ただし、投擲武器や銃などの加速についていける武器*1毒ガスなどの範囲攻撃には弱い点に注意。

 

操作性:☆☆☆☆☆

 

この能力が最終的に行き着くのは「世界を丸ごと作り変える」という現象。そんな桁外れのスケールの現象を平然と起こせる人間はそういないでしょう。

総評

時間を加速させることで得た圧倒的スピードから「どのスタンドが最強か」議論では常連のスタンドですが、能力の本質は「世界を作り替え、全人類を天国に導く」という部分。

しかし、この天国とはプッチの考えによる影響が大きく、万人が納得するような素晴らしい世界と言えるものではありません

そもそも時間を加速させる段階で多くの死者を出すことになるため、皆を幸せにしたいからといってこの能力を手に入れようとするのはお門違いです。

というわけで、メイド・イン・ヘブンの総評は、Eです。

関連

【進化前】

jojo-stand.hatenablog.com

 

jojo-stand.hatenablog.com

 

第6部 ストーンオーシャンのスタンド一覧

 

*1:徐倫の投げたナイフは加速についていけるためプッチに命中した。エンポリオの銃がかわされたのはスタンドのため加速についていけなかったから。

「テレンス・T・ダービー」の「アトゥム神」

能力値

能力

  • 敗北感を味わった者の魂に干渉する能力。「魂を賭ける」と宣言させた上でゲームに勝つことで、相手の魂を奪える

 

  • 相手の魂の状態を見て心を読むことができ、質問をするとそれに対する答えを得られる。ただし、質問はYESかNOで答えられるものに限る。

評価

有用性:★★★☆☆

 

二択限定とはいえ、相手の心を読む能力があれば他人に欺かれる心配がなくなり、真に信頼できる人間を見極められます。

ポーカー麻雀に使えば相手の手が確実に分かるため、かなり有利に立ち回れるでしょう。

相手の悩みを正確に言い当てられるため占い師として商売が出来るかもしれません。

ただし、心を読むには直接質問を投げかけないといけないのが少し不便。

 

魂を奪う能力の方は、兄のオシリス神同様日常ではほとんど役立ちそうにありませんが、ひとつだけ異なる点があります。

それは、奪った魂をコインにするのではなく人形などの媒体に込めて保管する形をとるため、奪った魂と会話ができることです。これにより、余命僅かな人の魂を人形に閉じ込めて生かし続けるなどの活用が出来ます。

©「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス25巻より

危険性:☆☆☆☆☆

 

能力の発動条件が厳しいので、うっかり魂を奪ってしまうような心配はありません。

 

悪用性:★★☆☆☆

 

上手く運用すればどんな人間でも始末できます。

他には奪った魂を人質代わりに使ったり、心を読んで機密情報を聞き出したりなど。

 

自衛力:☆☆☆☆☆

 

オシリス神と同様、ギャンブルに絡まないと一切の攻撃を行うことができないので自衛力はほぼ皆無。

ただし、スタープラチナの拳を見切った際は、魂を賭けることを認めさせていないうえに賭けに負けているにも関わらず、「敗北感を味合わせた」という理由で承太郎の腕にアトゥム神の腕を埋め込むということをやってのけています。

©「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス25巻より

自衛に用いるとしたら、心を読む能力を活用して相手に少しずつ敗北感を与える戦法がメインになりそうです。

 

操作性:☆☆☆☆☆

 

心を読む能力のおかげでオシリス神よりは扱いやすくなっているものの、やはり「魂を賭ける」ことを認めさせた上でゲームに勝つ難易度はかなりのもの。並大抵の人間には使いこなせないでしょう。

総評

ほぼオシリス神に「心を読む」という能力が加わった性能で、自衛力の低さ、操作難度の高さは据え置き。

肝心の心を読む能力も、「二択限定」「相手に直接質問をする必要がある」と欠点が多く、あまり便利とは思えません。

心を読む能力が欲しいのなら、より正確に読めるハーミットパープルヘブンズ・ドアを選ぶべきです。

オシリス神よりは便利になったとはいえ、もらうに値するものではないでしょう。

というわけで、アトゥム神の総評は、Eです。

関連

【兄】

jojo-stand.hatenablog.com

 

第三部 スターダストクルセイダースのスタンド一覧

 

「ポーク・パイ・ハット小僧」の「ワイアード」

ウインチ部分は口内にありますが、ワイヤー部分はかなり遠くまで飛ばして動かせているため、「遠隔操作型」に分類します。

また、かなり微妙なラインですが、一応体に装備して動かしているので「装備・装着型」にも分類しておきます。

能力値

能力

  • 口内から伸ばした二本のワイヤーを操る。

 

  • ワイヤーごとに「」を設定することができ、餌に触れた者はワイヤーに釣られる。

 

  • 餌は水を張った器と繋がっており、器にワイヤーを垂らしたり物を投げ込んだりすると餌の方に転送され、逆に餌から伸ばしたワイヤーで釣り上げたものは器へと転送される。

評価

有用性:★★★★☆

 

頼りなさそうな見た目の割にワイヤーの引っ張る力はかなりのもので、馬(平均体重470kg)を軽々と持ち上げています。

 

さらにこれに瞬間移動能力が加わるので、重い物を運搬するのにとても役立ちます。

 

器〜餌間の瞬間移動能力も意外にあなどれません。

瞬間移動できるスタンドといえば、極めて短い距離しか移動できないザ・ハンドや液中限定かつ一度に移動できる距離が短いクラッシュ、協力者が必要なTATOO YOU!など不便なものばかりですが、ワイアードは器〜餌間を繋ぐだけのシンプルで使いやすいものとなっています。これを利用しない手はありません。

 

例えば家に器を置いて、職場に餌を置いておけば一瞬で通勤できる装置の完成です。

 

餌を器からどれぐらい離せるかは不明ですが、作中での器と餌の距離は少なくとも500m以上ありました。*1

これはジョニィがポーク・パイ・ハット小僧のいる場所まである程度近付いた時点での距離なので、ジョニィたちが最初に襲撃された時点ではさらに離れていましたし、ポーク・パイ・ハット小僧はジョニィが逃げたとしても追撃できると考えていたようなので、推定射程距離はさらに伸びます。

 

本体を移動させられるかどうかは作中描写からは読み取れませんが、人(ジャイロ)を移動させる事は出来たため、ここでは本体も例外なく出来ることとします。

 

危険性:★☆☆☆☆

 

ワイヤーは威力がそこそこあるので勢いあまって大事な物を破壊しないように気をつけましょう。

 

悪用性:★★★★☆

 

この能力は物を釣り上げて瞬時に自分の手元に持ってくることが出来るので、窃盗に使うのに最適です。

宙に舞えて怪しまれにくいもの(羽や虫など)を餌として宝石店などに侵入させ、金品を根こそぎ奪いとるのが良いでしょう。

 

同様のことを人相手にやれば拉致にも使えます。

 

自衛力:★★★☆☆

 

有用性の欄でも書いたようにワイヤーのパワーはかなり強いですが、まず一度餌に触れさせないと攻撃できません

積極的に攻撃を仕掛けにくいのはネックですが、生き物でも餌にする事が出来るので虫や犬などを使役して使うのもアリかも。

 

ワイヤーを口内から垂らす関係上、餌に向かって攻撃されるともろに顔面に攻撃を受けるという点には注意。

 

操作性:☆☆☆☆☆

 

口から伸ばした二本のワイヤーを操る…どうやって操作するのか全く想像がつきません。

喉の奥の方にウインチが確認できるため「巻き取れ」などと頭の中で命令するのでしょうか。

そもそも、ワイヤーが垂らされる場所が餌の位置に依存するため狙った場所を攻撃するのも至難の業。

誰にでも扱えるような代物では無さそうです。

総評

特殊な操作形態をとるため扱いづらそうではありますが、パワーはそこそこ強く、器を介したワープが意外に便利。

特にワープ能力は他のものより使いやすいため重宝しそうです。

というわけで、ワイアードの総評は、Cです。

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第7部 スティール・ボール・ランのスタンド一覧

 

*1:ジョニィのセリフ「岩山まであと500mあまり…」より

「ジョディオ・ジョースター」の「ノーヴェンバー・レイン(11月の雨)」

能力値

不明

能力

  • スタンドの足で囲われている範囲内にスタンド使いでも見える雨を降らせる。

 

  • この雨は狙ったものにだけ重さのある雨として働く。

評価

有用性:★☆☆☆☆

 

ノーヴェンバー・レインが降らせる雨は重さを与えなければ無害で普通の雨と変わりないようです。

シャワー代わりに使うか、花壇や家庭菜園に水やりをしてもらうか、個人で映画を撮影する時に演出として使うぐらいは出来そうです。

作中では消火に使うシーンがありました。

 

危険性:★★★☆☆

 

雨の重さはコンクリートの床に穴を開けられるぐらいはあるので重さを与える対象をしっかり狙わないと危険。

雨自体は恐らく能力を解除した後も残るため、室内で使うと後処理が面倒という問題や、大切な物を水に濡らしてしまう危険もあります。

 

悪用性:☆☆☆☆☆

 

物を破壊する以外に大した悪用は出来なさそうです。

 

自衛力:★☆☆☆☆

 

スタンドの真下にしか雨を降らせられない特性上、かなり距離を詰めないと攻撃できません。

一応本体の体をかなり傾ければ横方向にも放てますが、使える状況は限られます。

雨なので、水中にいる相手には攻撃が届かないのも厄介です。

 

操作性:☆☆☆☆☆

 

スタンドの真下にしか能力を行使できないためかなり使いづらいと思われます。近くに水に濡らしたくない物がある状況でも使えません。

総評

最新作の主人公のスタンドですが、今のところ物を破壊する以外に大した使い道が無さそうです。

スタンドの下に雨を降らせる」という特殊な攻撃方法のため、自衛がやりづらい事も評価を下げる原因となりました。

というわけで、ノーヴェンバー・レインの総評は、Eです。

関連

第九部 The JOJOLands (ジョジョランズ)のスタンド一覧

 

「豆銑礼」の「ドギー・スタイル」

能力値

不明

能力

  • 自分の体を解いてワイヤー状に出来る。ストーン・フリーと違い全身を解いても死ぬ危険はない

評価

有用性:★★☆☆☆

 

ワイヤーは結構なリーチが出るので遠くの物を取るのぐらいには使えます。

 

さらに、豆銑は体を解いてオゾン・ベイビーの加圧攻撃を耐え抜いたり、明負悟の追跡で骨が見えるほどボロボロになった足をボンドと糸とガムテープだけで修復したりなど、この能力を利用して驚異的な耐久力を会得しています。持っていれば思わぬ事故を回避するのに役立つかもしれません。

©「ジョジョリオン」コミックス21巻・22巻より
左の画像の怪我から、簡単な治療で普通に動けるレベルにまで復活した。

 

危険性:☆☆☆☆☆

 

全身を解いても死ぬ事は無いため、この能力を使う事による危険性は意外に低めです。

 

悪用性:★★★☆☆

 

全身を解けば思わぬ所に入り込めるようになるため、閉ざされた空間にこっそり侵入できます。

 

自衛力:★★★★☆

 

ワイヤーで首を締め上げたり、ワイヤー部分だけを弾丸のように飛ばしたりなど意外に応用が効きます。腕を組み替えてボウガンを作るなんて芸当も。

©「ジョジョリオン」コミックス20巻・16巻より

攻撃を受けても体を解けばある程度受け流せるので、防御面も優秀です。

 

操作性:★★★★★

 

ワイヤーは元々体の一部なので感覚的に操れそうです。

総評

ストーン・フリーを彷彿とさせる能力で、応用の幅が効きはしますが、特に尖った点が無く、日常生活でも悪用方面でも微妙な評価となりました。

手に入れば嬉しいけど、喉から手が出るほど欲しいほどではないぐらいの能力。

というわけで、ドギー・スタイルの総評は、Cです。

関連

【体を紐状にする】

jojo-stand.hatenablog.com

 

第8部 ジョジョリオンのスタンド一覧