能力値
能力
- スーツ型のスタンド。
- 自身の周りの物質(生物も対象)を泥のような状態に変化させる。
- 能力が解除されたり本体から離れたりすると泥化は元に戻る。
- 本体の身体能力を強化する性質もある。
評価
有用性:☆☆☆☆☆
このスタンドでやれることは物を溶かすだけです。日常で役立つ余地があるとすれば、地中を泳いで速く移動するぐらい。
しかしこれをやろうとすると地面を柔らかくした影響で建物の倒壊などの被害が生じてしまいます。普段使いは厳しいです。
危険性:★★★★★
この能力が引き起こす状態は液状化現象に通ずるものがあります。となると、現実同様ビルが傾いたり地盤から水が吹き出したりといった被害が予測されるため、気軽に使うわけにはいきません。
また、周囲のもの(特に手で触れたもの)を無差別に溶かしてしまう性質。これは自分にも例外なく働きます。うっかり能力を発動したまま頬に手をやったりすると、顔がドロドロに溶けてしまうので注意しましょう。
悪用性:★☆☆☆☆
地面を泥化させれば良い迷惑にはなりますが、特にやるメリットもありません。
自衛力:★★★☆☆
地中に潜れば相手の攻撃をシャットアウトしながら猛スピードで追跡でき、そのまま引き摺り込めば相手を地面に拘束して一方的に攻撃できます。
(ただし、使いこなす難易度は高め。詳しくは操作性の欄で)
さらに、このスタンドを身につけると本体の身体能力も強化されます。
具体的な例を挙げると、口から発射した角砂糖でリボルバーの弾丸を弾き返せるレベル。
強化されたのは打ち出す速度か角砂糖の強度か、あるいはその両方か。それはよく分かりませんが、とにかく凄まじい強化がなされていることだけは分かります。
本体が触れていた物も強化を受けるということは、その辺の石ころを拾って投げつけるだけでも非常に強力です。
操作性:★★☆☆☆
単行本掲載のこのスタンドの説明に、「土中では目は見えないが、セッコは原始的な才能で敵を追う」というものがあります。
つまり、地中では周りが見えないので、感覚だけを頼りに移動しなくてはいけないということです。
確かに、作中でもセッコは鋭敏な聴覚を頼りに相手の位置を探っており、それを鼓膜を破られて失った際はブチャラティと車の見分けさえつかなくなっていました。
鍛え抜かれた聴覚がないと、この能力を扱うのは難しそうです。
総評
この能力は液状化に似た現象を引き起こすので、使うと様々な被害が発生します。
やはりチョコラータの相棒というべきか、使うと嫌でも周囲に迷惑がかかってしまう代物。手に入れても使う機会は無さそうです。
というわけで、オアシスの総評は、Eです。
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