能力値

能力
- 鉄塔に宿っているスタンド。本体を含む人間を一人閉じ込める。
- 鉄塔内に一人しかいない状態で外に出ようとすると、体が鉄に変わり鉄塔の一部になってしまう。
評価
有用性:☆☆☆☆☆
作中では鉄塔に宿っていた能力ですが、元はと言えば鋼田一が他人が嫌で住み始めた鉄塔が、スタンドに変化したという変わり種。
よって、今回は現在の自身の住居が「スーパーフライ」になるものとしましょう。
一軒家でもアパートでも、「家」と見なされる枠組みから外に出ることはできなくなります。
そのため、一人暮らしの場合、外出はおろか洗濯物を干しに行くことすら不可能。まさに不便の極み!
役立つのは強盗などに侵入された時ぐらい。
強盗を残して自分だけ外に出ることで、安全に拘束することができます。
また、「必ず一人は閉じ込める」「出ようとした人間を鉄塔の一部にする」という性質から、この能力は生物のエネルギーを借りて自身を存続させようとしていることが見て取れます。
受けた攻撃をある程度散らせることが明示されてるほか、仗助達がつけた破壊跡もいつの間にか消えていたため、損壊もひとりでに直るようです。
億泰が「これから何千年もずっとこいつ(鉄塔)このままかも」と言っていたように、構造物を保全する能力としても一応使えます。
安全性:☆☆☆☆☆
スーパーフライ内に一人だけの状態で無理矢理出ようとすると、構造物の一部にされてしまいます。
能力の都合上自然と外出機会が減るため、運動不足・精神の衰弱・ビタミンDの欠乏といったリスクも避けられません。
悪用性:★☆☆☆☆
スタンド内に一人にすればどうやっても出られないため、一人だけなら確実に監禁することができます。
また、スーパーフライは攻撃を分散・反射するため、スタンド使いであっても破壊することは難しく、立てこもりにも使えます。
自衛力:☆☆☆☆☆
普通スタンドは本体を守るために動くものですが、このスタンドは真逆。
スタンドを守るために本体のエネルギーが使われます。
一人閉じ込めるのも攻撃の反射も全てスタンドが生き延びるためであり、本体を守るような能力はありません。
敵が一人なら、入ってきたタイミングで逃げ出せば封印できますが、それも一度きり。
ダメージ反射を攻撃に利用するのも、慣れないと非常に危険です。
ただ、鋼田一は最初ボルトを自身の意思で飛ばし、その上に乗って骨組み間を渡っていたため、構造物の素材を少し操作する程度の権限はあるようです。
操作性:☆☆☆☆☆
ひとり歩きしている能力のため、操作などほぼ不可能。
唯一練度が入り込む余地があるのはダメージ反射。これを使いこなすには相当な訓練が必要でしょう。
また、外出したい場合は留守番してくれる友人が一人必要です。
総評
ハズレスタンドの一つに数えられる能力です。
実際、このスタンドの根幹にあるのは、「本体のためのスタンド」ではなく「スタンドのための本体」。
ようするに、スタンドがスタンド自身を守るために本体を利用しているわけで、役に立つはずもありません。
何とも不思議な性質ですが、鋼田一が元々自分から鉄塔に住み出したことを考えると腑に落ちます。
雨ざらしで老朽化していく鉄塔も、彼にとっては大事な居場所。
どうにかして守りたいと願う内にこのような能力が芽生えたのではないでしょうか。
もし、「自身の生活に変えても守りたい大事な構造物がある」という変わり者なら、スーパーフライは唯一無二の理想の家となるかもしれません。
というわけで、スーパーフライの総評は、Eです。
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元ネタ
Curtis Mayfieldのアルバム・楽曲「Super Fly (Superfly)」