もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら ~「欲しいスタンド論争」に決着をつけるブログ~

もしもジョジョのスタンドがひとつだけ使えるとしたら、どのスタンドを選ぶのが良いか、を多方面から考察するブログです。

【2024/04/05更新】個人的に見つけたジョジョの小ネタの備忘録


私自身がジョジョを読んでいる時に見つけた小ネタ(らしきもの)を書き留めておく場所です。

見つけ次第更新していきます。

 

第1部

賭け勝負のお約束

ダービー兄弟、ジャンケン小僧、ミラション(取り立て人マリリン・マンソンの本体)と、賭け勝負では賭けに乗ったとき「グッド」と言うのが定番となっていますが、これは一部の頃から健在。

2話のジョナサンとディオのボクシング勝負にて、一ヶ月分のお小遣いを賭けたディオにジョナサンが乗った時、司会が「グッド!」と発言しています。

第3部

可哀想なポルナレフ

ポルナレフは第三部で、ジョセフを除く全ての仲間に攻撃された経験があります

詳細は以下の通りです。

 

承太郎アヌビス神に操られているポルナレフを攻撃

 

花京院ホル・ホースの攻撃を避けさせるためにエメラルドスプラッシュを当てる。その後「握手の代わり」で肘打ちも。

 

アヴドゥル:肉の芽で操られているポルナレフを攻撃

 

イギー:初対面の際、髪の毛をむしりながら屁をこく

 

 

ポルナレフは耐久が鬼のように高いのでダメージを負う役に回ることが多いとはいえ、味方にまで攻撃されてしまうとは...

第4部

マイブーム

第4部の主人公、東方仗助はハートのアクセサリーをしており、スタンドにもハートが至る所にあしらわれていますが、実はこの「ハートのデザインへのこだわり」は第三部の終盤からすでに始まっています

 

実は、ペット・ショップから仗助までのキャラクターは全員どこかにハートがあしらわれているのです。(厳密にはスージーQ、ローゼス、ヌケサクを除く全員)

 

ペット・ショップ:額にハートマーク

 

テレンス・T・ダービー:胸にハートがプリントされた服を着ている

 

アトゥム神:腕、胸、原、腰回り、足に大量のハートマーク

 

ヴァニラ・アイス:頭、肩、腰にハートのアクセサリー。服は背面にハートがプリントされている

 

クリーム:額、肩、手の甲にハート

 

DIO:頭、腰、膝、足首の上辺りにハートのアクセサリー

 

ザ・ワールド:顎、膝にハート。「THE WORLD 21」のタロットカードにもハートがデザインされている

 

4部承太郎:帽子についているアクセサリーのJ「O」の部分がハート

 

仗助:襟、左胸、袖にハートのアクセサリー

 

クレイジー・ダイヤモンド:頭、肩、腹、膝がハートの形

 

この頃は表紙や扉絵なんかにもハートが沢山描かれています。意識して見返してみるとなかなか楽しいですよ。

↓その一例

©「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス24巻表紙

宝くじの当選バンゴー

コミックス36巻収録「重ちー」の収穫 その③より、億泰が宝くじの当選番号を確認するこのシーン。

よく見ると「BT組」という組がある事が分かります。

©「ジョジョの奇妙な冒険」コミックス36巻より

これは荒木先生の前作「魔少年ビーティー」をオマージュしたものかと。

©荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」の前作「魔少年ビーティー

第5部

フーゴの裏切りの伏線?

フーゴが元はブチャラティチームを裏切って敵対するキャラクターとして作られたのは有名ですが、

フーゴのスタンド「パープル・ヘイズ」の名前の由来であるジミ・ヘンドリックスの楽曲「Purple Haze」は麻薬について歌ったものです。

麻薬を嫌うブチャラティの仲間にわざわざこの楽曲由来のスタンド名を与えたのは裏切りを暗示してのことかもしれません。

まあ、「Sticky Fingers」というアルバムの中にも麻薬について歌った楽曲があるので、単なる偶然かもしれませんが…

第8部

ボーン・ディス・ウェイに吉良吉影との繋がり

虹村京のスタンド「ボーン・ディス・ウェイ」。このスタンドには、彼女の兄の吉良吉影との血縁を示唆する点が二つあります。

まずシンプルに名前です。

「ボーン・ディス・ウェイ」という名前はレディー・ガガの楽曲が由来ですが、レディー・ガガ本人の名前はクイーンの楽曲「Radio GA GA」に由来します。

吉良吉影のスタンドは「キラークイーン」でクイーンの楽曲由来のため、何となくですが二人の繋がりが感じられます。

 

二点目は、スタンドのデザインです。初登場時のボーン・ディス・ウェイの首元をよく見ると、キラークイーンらしきシンボルが確認できます。デザイン面で若干血縁関係を匂わせていたようです。

©「ジョジョリオン」コミックス3巻より

しかし何故か、このシンボルは回を重ねるといつの間にかタダの円形に置き換わってしまいました。

©「ジョジョリオン」コミックス4巻より

スタンドのデザインが初期と変わるのは割とよくあることですが、これはかなりひっそりとしたマイナーチェンジをしています。

 

虹村京の帽子の文字は...

©「ジョジョリオン」コミックス4巻より

虹村京にまつわるネタでもうひとつ。彼女の帽子には「GU」という文字列が刻まれていますが、これだけでは何のことか分かりません。

これには少しややこしい事情があります。もともと彼女のスタンドは、「ボーン・ディス・ウェイ」ではなく「ゴーイングアンダーグラウンド」という名前でした。

それで「Going Underground」のイニシャルをとって「GU」というわけです。

しかしながら、スタンド名が「ボーン・ディス・ウェイ」に変更された後もこのデザインが残され続けた結果、初見では意図が伝わらないデザインとなったというわけです。

ちなみに、幼少期や初登場時の彼女の帽子にはこの文字列は刻まれてません。

全編

ジョジョにおける乳首

ジョジョに限らず、漫画やアニメでは乳首の表現は避けられる傾向にあります。

男性が上裸になったとしてもたいてい乳首は描かれませんし、女性の場合はまず映らないように隠されるものです。

 

ただし、ジョジョで乳首が描写されたことも少ないながらあります。

 

すべて挙げると、屈んだ時のトリッシュ人類の夜明けの人(男性ホルモンを注射してる女囚)、ヴィーナス(DIOが読んでいる本の像、ボヘミアン・ラプソディーによって召喚されたもの)、ヴァレンタイン大統領にレ〇プされそうになった時のルーシー・スティール、笹目桜二郎に拉致された女性、回想で、男性らしい体型だった時のドラゴナ・ジョースターです。

 

こうして見ると、基本乳首が描かれているキャラはほとんどが女性で男性にはありませんが、太字部分に注目すると分かるように、見た目が男性であっても、元は女性だったり心が女性だったり、女性要素が含まれていると乳首を描くというルールがあるようです。