信憑性:★★★
結論:「可愛い女の子」像をあえて破壊し、「鼻血を出しても腕が飛んでも違和感がない、一人の人間」として徐倫を定義するため
ジョジョ6部は徐倫が「マスターベーションを見られた」と告白する衝撃的なシーンから始まります。
開幕にあえてこんな下世話な話をしたのにはちゃんと理由があるのです。
●主人公が女性って、今連載してる『ストーンオーシャン』が初めてですよね。
「女性もね、前は課題だったんですよ。やっぱりパンチとか、顔に受けられないじゃないですか、女の人って」
●そうなんですか?(笑)。
「だから今は時代が良くなったんですよ。80年代はあんな女の子出したらダメですよ。可愛い女の子じゃなきゃ漫画はダメ。どっちかって言うとロリコン系っていうのかな。だけど1人の人間として描けば、女の人も大丈夫だなあって。鼻血ぐらい出してても絵になるなって思ったんですよ」
●(笑)。
「まあ第1回目のあの辺はちょっと苦労しましたね。読者に可愛い子ちゃん路線で行くんだなっていう意識をさせないようにっていう。あえて汚い言葉使ったりとか、ちょっと肉体的な表現したりとか。可愛い子ちゃんが殴られたら、読者は『ええー!!』って思いますよ。殴られるぐらいじゃないと思うんですよね。『ジョジョ』って下手したら腕の1本も吹っ飛びますから(笑)」
『BUZZ』Vol.21 rockin'on 2000年7月増刊号*1
関連